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「ひろゆき氏の“1%の努力”から解く、適者生存と進化論的誤解 ーそれ、ちがくね?ー」もっと幸せにはたらきてぇなぁ仕事論

進化論曰く、生き残るのは最も強者ではなく、適者である!!!

とか、よく説かれる話!!!!

進化論ってめっちゃなんかかっこいいですよね。
弱肉強食とか、適者生存とか!! ビジネスワードとして使えるものわんさか!

さらには進化しないといけない! とか、進化・・・進化!!!
※弱肉強食が進化論を適切に説明している言葉かは別

ただ会社とかそしきが生き残る際に進化論を使う分は、ぎり、ありかなぁと思いますが、個人の成長や戦略に進化論を使うのはちょっとどうかなぁと思うんですよね!!!!

[1%の努力]で、環境の影響が与える強さとかが語られてて、なんとなく思ったんすよね。

なぜか!! 別に進化論をたとえ、として使うのはなんか語呂がよかったりかっこよかったりするので、いいとは思うんですが、エビデンスとしては意味ゼロ。

なぜならば、進化論は種としての生き残り、生存を解く論なので、個の生存の最適解を解いてはいないからね!!!!!!!!!

というか進化論的に考えると、個は適応なんてしない!!!!!!

自然淘汰と呼ばれるものも、遺伝子とかうんぬんの話なので、個は全然関係ない!!!!!!

たとえば、すべての生物は海の中で生まれた・・・その中で一部の種が陸に上がった。そして、そこで栄えた。
ここからわかるように、今の地に安住するのではなく、危険を冒しててでも新天地に、、、、って話は進化論的にない!!!

キリンが首を伸ばそうとして伸びた、ということではなく、首の長い種がそう生き延びた、という話になるとおり、海から陸に上がるときも、別に魚君のだれかが「おっしゃ! 陸に上がったるわ!」と思ったわけでもない!!

さらにチャレンジしようとしたわけでもない!!!! たまたま(多分)陸上に適した(最初はおそらく両生的な)遺伝的な変異を持つ種が、そこで生存確率が上がって、生き残りその性質がより際立って、淘汰されていったというだけのこと。

進化論的に言えば、努力とは程遠いというか真逆の論理。

さらに適者生存っていっても、環境は急変する。
その時々で最適が変わるし、異常気象とかでいままで優位性を持っていたものががらりと変わったりする。

どの適正が生き残るかは、運次第!!!

別にこれは個人の努力や能力や成長を否定するわけではない。
それに進化論はエビデンスを与えもしないし、肯定もしないという話。

ただ、それだけ環境の力が強いというのは、「1%の努力」でも語られる通り、生きる上で知っておいた方がいいような気がする。

環境が大事。どういう環境に身を置くのか、どうポジショニングをとって生きるのか。
そこでどう生き抜く、、というと息苦しいので、生活するのか。99%が環境に左右されるとして、自分のために1%をどう努力するのか、そんなことを考えてみるといいのかも。

自分でどうにかできるのはたかが1%。それは悲しいことなのだろうか。

いや、そのくらいで十分なんじゃないでしょうか。そうじゃなきゃ、100%自由意志で、自己責任なんて、息苦しくてたまらない。

とりあえず、進化論を例えにしての説教にご高説。てめぇはダメだ。

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もっと幸せにはたらきてぇーーー・・・・・ではまた!!!!


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