お母さん
それなりにお金が無いと生きていけない。
衣食住に困って、アパートの家賃に困って、
スマホ代も払えず…
でも、情けないことに、
見かねて助けてくれるのはいつも母で。
ご飯も作ってくれて、美味しいご飯しかなくて。
そんな自分でも本を出版しました。
どこかで読んでくれている人はいるのだろうか…。
と、つい思ってしまいますが、
沢山恩返ししたいと思ってたまりません。
『見かねて』
という、その表情には、どこか愛情を感じてしまう。
そんな風に感じてしまう自分が情けなさすぎて。
小説の中では自分の母をモデルに、
そして母親の場面は本当に何回も編集者の方とラリーをし、一番こだわらせて頂きました。
子を持つ親や、読んでくれた方へ向けて、
どうか届いて欲しいと、心から願います。
母は、親でもあるけれど『子ども』の立場でもある事に気付きました。
ありがたく、愛おしい存在です。