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スノーボードは滑り納め、こちらも季節はすっかり春です

4月になっていよいよ長野も春の陽気になってきました。今年はいつもより暖かいらしく、もう桜が咲いています。例年より2週間ほど早い開花だそうです。そういえば3月もほとんど雪が降りませんでした。これも珍しいことだとか。

移住前に恐れていたような厳しい寒さを経験することなく冬も終わりそうですが、今は雪の降る日を恋しく思います。

もう少しスノーボードやりたかったな。

冬が終わるのを寂しく思ったのは生まれて初めてです。

この前の土曜日に、スキー場へ滑り納めに行って来ました。町にはもうしばらくの間、雪はありませんが、山の上まで登ると4月でも営業しているスキー場がいくつかあります。

標高が高いとは言ってもお昼にはもう雪がシャバシャバになってくるよ、と小耳に挟んでいたので、早起きして6時半からやってる早朝営業に行って来ました。

少し早めに着くと、オープン前のリフトにはもう行列が出来ています。みんな朝から元気です。


圧雪された斜面はじゃりじゃりですが、8時に近づくと太陽の日を受けて少しづつ雪がじゅくじゅくとしてきます。じゅくじゅくの雪は嫌いな人が多いのですが、半分解けたような雪だとスピードが出ないので初心者の私にはピッタリです。これだと怖くありません。

この冬の間、同じスキー場に何度も通って練習しました。同じコースを滑っていると、段々と成長していることを感じることができます。初めは怖くて止まってばかりだった斜面も、今ではスムーズに滑れるようになってきました。

滑れるようになってきて、ようやくスノーボードの楽しさが分かるようになってきました。

まだまだノロノロ滑るだけだけど、上手にターンが出来ると爽快です。ちょっとした重心の動かし方ひとつですぐに不安定になってしまうので、全身、それもつま先のその先の方にまで、全神経を集中させます。こうやって自分の身体の隅々にまで注意を張り巡らせて、今、この瞬間の自分の身体と周囲の環境に集中することって日常生活ではなかなかありませんでした。集中して自分自身の身体と一体になる感覚を、心地良く楽しく感じます。

初めて滑った日は、こりゃダメだ、スノーボード売ろうかな、と迷ったくらい楽しめなかったのに、すっかりハマりました。諦めていたらもったいなかったです。続けてこそ味わえる楽しみがあるものですね。

前回3月に来た時はどうしても疲れが溜まっていたようで、身体を思ったように動かせず上手に滑ることができなかったのですが、この日は調子が良くて、今シーズンで1番上手に滑ることができました。

上手くいかなかった感覚ではなく、気持ちよく滑れた感触でシーズンを終えられそうです。

早起きは苦手だけど来てよかったです。


8時半には滑り終えて山を下りました。普段は早起きは得意じゃなくて、ベッドの中でだらだらとしている時間が好きなのですが、たまには早朝から動くのも良いものですね。精神も身体も満ち満ちて、健やかな気持ちになります。

お家に帰って温泉に行き汗を流すと、極楽でした。


これで滑り納めかなと思っていたけれど、こうしてnoteに書いていると、あともう一回くらい滑りに行きたくなってきました。良いことです。

新しい町に引っ越して、新しい遊びに挑戦できて、大満足の冬でした。

スノーボードをした次の日は、お友だちのお家の庭にご近所さん四家族で集まって、バーベキューをしました。



日中、太陽の下ではもうすっかり春ですね。
山に住んでいると季節の変化を肌でしっかり感じることができます。
春も楽しく美味しい季節になりそうです。


和牛のステーキ!外は香ばしく中身はレア!
めちゃくちゃ美味しかったなあ


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