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#22ピソお引っ越し!(スペインワーホリ現地編)

こんにちは、ななです。
今日は久しぶりに朝6時まで起きて、
お酒を飲んだり、初めて葉巻を吸ったりしました笑
煙を吸い込んじゃったりして何度かむせましたが、
時間が経つほどに香る燻製のような香りに心酔しました。。

さてさて、今回は部屋を引っ越しした時のお話です。
バルセロナに到着してからの部屋、
9月から住み始めた部屋をどう探したかなど書いてみます。

ちなみに、スペインではシェアハウスなどの部屋は
「 piso (ピソ) 」よ呼ばれます。

到着後に2ヶ月住んだ部屋

バルセロナに到着した7月から9月中旬まで、
私は日本人2人とのシェアをしていました。

日本にいる時から到着後の滞在先を探していて、
こちらのバルセロナ掲示板を渡航の2ヶ月前ぐらいから
チェックし続けていました。

日本人同士の情報交換掲示板で、
「ピソ貸したい」「ピソ探している」という不動産の話や、
求人を出したり、物を譲る時にも活用されるみたいです。

ピソに関しては、それぞれの投稿ページに、
部屋写真、予算、エリアが載っているので
好きな物件の投稿主にメール、WhatAppでコンタクト。
掲示板に載っていない情報や、詳しい住所なども聞いて、
双方合意すれば入居決定となります。

合意後、デポジットの送金依頼をする貸主が多い印象で、
これは退去時に鍵を返却する際に、全額返ってきます。

2ヶ月暮らすことにした理由

結局7月中旬から9月中旬までの2ヶ月間暮らしたのですが、
当初は1ヶ月のみの滞在を考えていました。
というのも、「1ヶ月ぐらいで新しいピソ見つかるだろ〜」と余裕こいていたからです。
そんな私にスペイン滞在18年の元上司が「7月、8月はピソのオーナーがホリデーだから内見できないことがあるかも。決まりにくいから2ヶ月住んだほうがいい」とアドバイス。

それを聞いて、すぐにピソの投稿主に連絡しました。
当時、私以外の他の方も、同じ部屋に入居希望だったそうで、
すぐにデポジットを支払って、2ヶ月住まわせてもらうことに。
これは英断でした、、、

というのも、到着後、すぐにピソ探しは始めたのですが、
土地勘もないのでどこに住んだらいいか分からないし、
そもそも優柔不断なので決まらない。
かつ、スペインは大学が9月始まりなのでハイシーズン。
価格も強気なオーナーが多かったように思います。

私は予算が少ないので、尚更いい物件に巡り会うまでに時間がかかりました。
結果、私は8月中旬ごろに決まり、結果的に1ヶ月だけでも平気でしたが、
時間的余裕が2ヶ月あると、やはりドンと構えられるので安心でした。

新ピソを見つけるまで

私はIdealistaというサイトを利用しました。
日本でいうところの、SUUMOみたいなもので、
広めの一軒家、スタジオタイプ、シェアハウス(ピソ)など
さまざまな部屋の情報を見ることができるサイトです。

https://www.idealista.com/en/

住みたいエリアを選択したり、マップ上で探す事もできます。
私は最初のピソで暮らしながら、住みたいエリアがわかってきたので
マップ上で動かしながら検索しました。

フィルター機能を使えば、一緒に暮らすシェアメイトの数、予算、喫煙者の有無、ペット可否などを選べました。

他にもウェブサイトがあるのですが、
物件数が一番豊富なのがidealistaな気がして、
何個もサイト使うの面倒だったので統一してました。

新ピソ探し 大変だったこと

気になるピソを見つけたら、オーナーへ連絡します。
私はスペイン語が全くできないので、あえて英語でテキストをしたのですが
そうすると返事率がガクッと落ちます。
英語でテキストした理由は、スペイン語のテキスト文章であれば翻訳機能を使えば大丈夫ですが、内見や住み始めてから口頭で何かを言われても、わからないのは後々怖いなと思ったから。

予算と地区を絞り、
40件近くオーナーへ内見したい旨コンタクトを送ったのですが、
返事がきた5、6件ほど。
idealistaでメッセージのやりとりができるので、
そこで部屋を内見の日取りをきめて、言われた住所へGO。

内見でみたポイント

シャワーの水圧は絶対に確認した。笑

あと、オーナー本人。
オーナーが部屋やハウスルールを説明してくれるところはしっかりしたピソだなという印象。
また、ピソにはリーダー的存在の人がいて、その人が代わりに案内する事もあります。
そういうところは、一概に言えないけどちゃんとしてないところな気がする。
たまたまオーナーが来られないのか、完全任せきりなのか。
オーナーと直接やり取りできないのは、少し不安ですよね。
私のピソは残念ながら、オーナーとやり取りできないところなので、
これからトラブルあったら嫌だなというのが印象。
入居開始3日目でシャワーヘッド壊れる事件があり、修理で3ユーロ支払ったりとかあったけど、とりあえずリーダーの子を信頼するしかないですね。

広いテラスのあるピソでの一枚。同居人がやばくてやめた

話は戻りまして・・・。
実際に見に行くのが大事だなと痛感。
idealista掲載の写真より汚い、暗い、ルームメイトがクソヤバイ、そもそもオーナーにすっぽかされる、などさまざまなことが発生。
オーナーと一緒に暮らすタイプもありましたが、
瞑想を極め、謎の肖像画を飾るお婆さんオーナーだったのでやめました笑

いろいろあったけど、今のところに決定。
決め手はルームメイトがいい感じの人だったから。
部屋は少し暗いけど、広めのコモンルームもあり、仕事もしやすそう。
何より、部屋に網戸があるのがよかった。
バスタブもあるので、少し座る事もできる。。

あとは、家賃に水道代、電気代、Wi-Fiなど諸々のお金が込みかどうか。
冬になるとヒーター代としていくらか徴収するところもあり、
最近スペインは電気代の高騰が凄まじいし、毎月調整費あるの面倒だなと思って、固定のところにしました。

ゴミ捨て、キレイかどうか。掃除ルールがあるかも聞いたり。

私は午前中にインタビューの仕事が入ったりするので、早朝(朝9時、10時)に声を出して取材しても平気か確認したりしました。
声が結構筒抜けになるので、一応、気にするかどうか。
実際に、ダメ!と言われたピソもあり、
すごくいいところだったけど断念した経緯も。。。。

いざ、引っ越し!疲れたバタバタだった!

引っ越し前日。
スーツケースを先に置いていい、という事で夕方重たい荷物を持って行きました。
旧ピソはエレベーターがないので、2階(日本でいう3階)から約30キロの荷物を階段から若干落とすような感じで、下ろしました。笑
ようやく地上に下ろしたと思えば、次は石畳の道が立ちはだかります。
車輪が壊れないか心配しつつ歩く事15分。
今のピソに到着。
NEWピソにはエレベーターがついているので、楽チンに上がれました。
リーダーのメキシコ女子が出迎えてくれ、少し話していると、もう1人のフラットメイトであるメキシコボーイが帰宅。
彼も2週間前に入居したばかりで、この日が初顔合わせ。

どんな人かと思えば「NANA !!!!!」と叫ばれクレイジーさを悟った。
すぐに何処かへ行ったので、嵐のような人だと思っていたら、
ウェルカムビールを持って再登場した上
ジン、カンパリなどアルコール度数高い酒を、アルコール度数高い酒で割った謎のカクテルをご馳走してくれた。
途中でもうフラフラになって、逃げ出すように帰ってきた笑
だから引っ越し後、勝手に気まずさを感じてました。
(実際彼は気にしてない)

Deathカクテルの原料

引っ越し当日。
朝10時に鍵をもらうため、朝9時半ピソを出発。
前日、持ち切れなかったものや、忘れた靴たち、重たい洗剤や、
食材などを手に、慣れ親しんだ旧ピソを後にしました。
最後、ブランケットなどを綺麗にたたみ、白くて2m近い高さはある扉をしっかり閉めてきました。
なんだか少ししんみり。
これから始まるニューライフに期待しながらも、環境が変わることへの不安は拭えず。でもここには元々の住民が戻ってくるので出なければならないのでもちろん退去するんですけどね。

2ヶ月間ありがとう

旧ピソを出て、歩き始めて1分。ここで事件発生。
食材を入れていたPrimark(激安洋服店)の紙袋の底が
ぶあぁぁぁぁぁぁ!!!と破れ、
全ての食材が下に落ちた。。
これ予想できたよね、と心で思った。

パスタが道路に散らばり、1人かき集める私。
後ろから偶然ゴミ収集車が通りかかり、
「捨てていいよ〜」と言って、捨てさせてくれた。

無事だった食材たちを他の袋やバックパックなどに詰め込み、
バッグの紐が腕に食い込む痛みを感じながら到着。

寝起きのメキシコ女子が鍵を渡してくれ、
彼女はすぐに二度寝。
私は部屋に荷物を置いて仕事へ行ったという1日でした。

新ピソ どんな感じ?

この記事を書いているのが、住み始めてからまだ5日目。
メキシコ人たちからハウスルールを教えてもらえてないのが気がかり。
仕事で結構時間のすれ違いが多く、私が帰宅するとすでに寝ていたり、
私が寝ているときに仕事へ行ったり。
しょうがないね。

ストレスなのは、朝の音かな、、
これはこの建物自体の問題ですが、
集合住宅なので私たち以外にも住んでいます。
上の階の人の声が聞こえまくるとか
今朝はなぜか朝9時にドリルかます人がいたり、
同居人のメキシコ人2人の声がでかいので
それで起きてしまったり。
そういうところはあるけど、
今のところ嫌で嫌で仕方ないものはございません。

最低3ヶ月住むことが条件で、
それ以上であればデポジットも返ってくるため
どうしても嫌なら年明けに引っ越そうかなと思っています。

しいてあげれば、仕事場から若干遠いのがネック。
これはこのピソを決めた後に、その仕事が決まったので仕方ない。
だからこそ、年末までは我慢して、様子みようかと。
深夜に終わる飲食の仕事なので、
治安が悪い時間帯だからあんまり帰宅時間かかると嫌だなぁと。

まあ近くても遠くても、
遅い時間に歩かなきゃなのは変わらないんだけどね・・・。

でも悪いことばかりじゃないです!
日曜日にはメキシコボーイが前日からローストしたじゃがいもを使って
tortillasを作ってくれました!
お父さんなの?笑

自分は料理を作り終わると、私らに「SHAREして食べなさい」と言い残し、
仕事へと向かって行きました・・・・。

このメキシコボーイめちゃくちゃ優しくて。
今朝、今日1日の予定を話してた時に私が夕方から語学学校あると言ったら
「じゃあ今後から一緒にスペイン語話そう」
と英語とスペイン語を交互に言いながら言ってくれて。
すごく嬉しい、
アイスもくれた。
お父さんなの?笑

そんな感じの新ピソ生活!
また動きがあればご報告します。

アディオス


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