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うつ病闘病日記

うつ病になるはずがない。


私はずっとそう思ってきた。
長女で真面目、シングルマザーの母をはやく楽にしてあげたいのと看護師として上を目指したい気持ちがあり、メンタルも強い方だと思っていた。
家族からも気が強いと言われることも多かった。
気高くいることが私を保つ上で重要にもなってた。

それがある日突然、音沙汰もなく壊れた。

①何もかもやる気が起きない
②何をしても無駄だと感じる(学習性無力感)
③ただただ涙が溢れてくる
④何もできない自分は生きてる価値がないと思い
消えたいと思う

私の場合は転職の方向性がなかなか決まらないために起きたうつ病だった。

この感じはおかしいと家族から言われ、
必死に自分でこの解決できるところをネットで探した。
私の場合は転職うつ、また燃え尽き症候群も発症してるように感じたため、その専門のところを探した。

ヒットしたのは、カウンセリングのクリニックだった。

半ば縋る思いで訪ねた。
最初の日は精神科医と話すことからだった。
ずっと泣いてる私に異常だと感じた先生は
とにかく休んで、また近い日来てということになった。
話を聞いてもらえて少しは楽になったのと、そんなにひどい状態だとは思わなかったが少しホッとした。
休めと誰かに言われれば休んでても仕方ないと思えるからだ。
その後はセロトニン療法を受けた。
セロトニンを摂取することに意識した生活をするようにという説明だった。
2週間ほどやった感想は、セロトニン生活を意識することで1日を有意義に過ごせた感覚になり、何も考えないで過ごすより気持ち的にも良いと思ったが、
これでは解決にはならない。
そこでキャリアプラン療法を受けた。
仕事をどうしていくか一緒に考えるものだ。
しかし、これがいいとはやはりカウンセラーは言ってはくれないため、結局モヤモヤが残ってしまった、

そもそも、精神科に行って診断を付けてもらった方がいいのではないか。

この時、こんな考えがよぎった。
すぐさま検索をかけ、メンタルクリニックを訪ねた。
すると、躁鬱病だと言われた。
あ、私病気だったんだ、
正直、病気と受け入れたくない自分もいたが、
その時の私は病名がついたことに少しほっとした。
"こうなってるのは病気のせいで私のせいじゃない"
そう思いたかったんだと思う。
そこから内服治療が始まり、
そこでも休めと言われた。
セロトニン療法をやってたのもあり、意外と気持ちが戻ってくるのが早かったため、
主治医と相談し転職活動を再開した。
再開してすぐ、条件的に訪看が良いと思い、
面接を受けた。
主治医はまだ働くのは早いんじゃないか、もっと考えてからでもいいんじゃないかと言ってくれたのに、
私はいけると思い、内定を受け入れた。

今考えると、あそこから間違えてたのかもしれない。

訪看に入り、想像以上に多い仕事量に驚いた、
また地図アプリで調べて行くため方向音痴の私は2度ミスをしてしまった。
それと自転車で住宅街の狭い道路も走らなきゃいけなく、一度十字路で車に轢かれそうになったことがあり怖くなってしまった。

そして、数日で退職をした。

それからは悲惨だった、、、
躁鬱病が悪化してしまった。
短期離職してしまった私なんて
どこも雇ってくれない。
しかも、短期離職したなら早い段階で次に行ったほうが履歴書に傷つくのも最小限にできる、
そう思った私は、転職サイトを漁りまくった、
が、一度短期離職をしてしまった私には
どれも重りに感じた、
看護職じゃないアルバイトでさえ
出来ないと感じた。

これは自分だけではどうにもできないと思い、
薬がもう切れる、前の先生も合わないかもと感じてたため、この機会にメンタルクリニックを変え、訪ねた。

うつ病だと思います。

躁鬱病だと思ってた私は❓と思ったが、
躁うつ病とうつ病の区別は非常に難しい。
今の段階では私はうつ病なんだと思った。
そこでも泣いてばかりいたため、
今は休んで、と内服を変えて出してくれた、

が、薬があってなかったのか、自分の状態が悪かったのか、1番酷い状態になった。

朝起きると働いてない自分に自己嫌悪
転職サイトを漁り絶望
こんな何の役に立たない人間いない方がいいと
苦しくなり、泣いたり、消えたいと思い、
なんとか夕方まで耐える、
少し楽になって、寝るが…
朝起きると働いてない自分に自己嫌悪と
また負のループに陥るという体験をした。

1週間後、薬を変えてもらい、症状が改善した。

少しずつできることからやってみるようになった。
例えば歯磨き、シャワー、散歩、テレビを見る、YouTubeをみる。

歯磨き?と思うかもしれないが、精神疾患が悪化した時は歯磨きさえできない日がある。

そうしていくうちに、気持ちがちょっとずつ楽になった。
そこで、今度は主治医と相談しながら転職活動を進めた。

うつ病患者さんには
①時間帯が一定(夜勤や早番遅番がない)
②感情の起伏があまりない仕事(救命科とかでない)
③比較的ルーティンの業務内容

がいいとのことで、私はクリニックを選んだ。
そこでは内定を頂き、勤務する形となった。

今振り返ると、短期離職は、復職失敗の段階だったんだと思う。まだ早いあるいは、合ってなかったんだと思う。

今復職に悩んでる方がいるのであれば、
"今の自分"にできることかをもう一度考えてみてほしい。
また復職する場所は自分がやりたいこと、もしくは絶対やりたくないことに当てはまってないかを考えてみて欲しい。

最後に、私は絶対ならないと思ってる方に…

私もそう思ってたので気持ちはすごくわかります。
でもなる時はなるんです。
まず脳の病気なのであなたのせいではありません。
そこは勘違いしないでほしいです。
心の容量オーバーを起こしてしまった、
私はそう思います。
その前にぜひ休める方は休んで欲しい。
心を治せる手術があればいいのに…

少しでも辛い気持ちの方がこの世界からいなくなることを願って🍀

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