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毒素が溜まる8つの習慣

こんにちは、ナナです。
アーユルヴェーダの食事法やライフスタイルを発信しています。

「停滞している」
「流れが悪くなった」
「体がなかなか変わらなくなってきた」


そんなときに「やめる」とよいこと。
毒素が溜まる8つの習慣をご紹介します。

✔️本記事の内容

毒素が溜まる9つの習慣

  1. 笑っていない

  2. 極度に怖がる

  3. 食べるものを固定している

  4. 食事中の「緊張」

  5. 汗をかいていない

  6. 眠りが不足

  7. 食べているものについて知らないことが多い

  8. 「危険信号」に目を向けていない


✔️この記事を書く私は
アーユルヴェーダを活かし「フラットに戻す」ことを軸に、講座・執筆・発信をしています。

毒素が溜まる8つのこと

1、笑っていない

笑わないと脳が緊張します。
カチッとなった頭には酸素が行き渡らず活力が弱くなります。硬いままの脳では柔軟な思考が弱り、”いつものもの”しか見えず本当に必要なものが見えなくなることがあります。

「ナチュラルキラー(NK)細胞」「エンドルフィン」と呼ばれる、幸福ホルモンがあります。このホルモンは体を上手にリラックスさせ、柔軟な思考を取り戻します。笑うことで体を脱力させ脳の緊張を解くことは、フラットな思考に戻しよい選択をすることに役立ちます。

「毒素が溜まるほど毒素の溜まる行動を好みやすい」のですが、それを断つのに役立つのが「笑いホルモン」を出すこと。まずはホッペをキュッと上げることからスタートです。


2、極度に怖がる

「これを食べたら太るのでは」
「太っていると見られたら嫌だな」
「これをやめたら崩れてしまうのでは」

こういった先入観による怖さは、毒素を排出するための消化力を弱らせてしまいます。アーユルヴェーダでは「感情の消化」と「食事の消化」は相互関係があると考えるため、モヤっとした感情のまま食事をすると消化されにくいといいます。

先入観を手放したら、あとは「アドリブ力」を鍛えることです。「そのとき、なにがベターか」を選び取るその力を育んでいくことが重要です。


3、食べるものを固定している

いつもの食材で同じ味など、慣れた食事を続けていると、体質が傾きます。

「似たものが似たものを増やし、相反するものがバランスをもたらす」という原理原則がアーユルヴェーダにはありますが、同じ味を食べ続けているとそれと似た性質の食材を好みやすく、その結果「体質」も傾きやすくなるのです。

なので、相反するものでバランスをとることを忘れずに。

アーユルヴェーダでは6味(甘・酸・塩・苦・辛・渋)を一食に含むことが推奨されますが、遊び心を働かせて、いろいろな食材や味付けを取り入れるとよいでしょう。

「食べる=補うこと」であり、食べ物はバランスをもたらしてくれます。

そのときに必要なものを見極め補填することで、体の「通常運転」が保たれ毒素が溜まるのを防いでくれます。


4、食事中の「緊張」

毒素がたまらないようにするためには「消化し切る」ことを大切にしますが、「緊張」が消化力を弱めている場合があります。

消化力をもっとも高めるのは「くつろぐ」ことです。

安心する環境で食べたり、食べることに集中することが、緊張を鎮め消化力を発揮させます。

逆に注意する対象が増えるほど緊張が高まるため、マルチタスクをしながらの食事や落ち着かずに食べることは、消化力を落とす一因になるのです。

くつろげる(集中して食べることができる)環境で、緊張を少なく食べることが大切です。


5、汗をかいていない

発汗は大切な毒素排出の一つです。
アーユルヴェーダ「4大排出」として「尿・便・汗・涙」があり、排泄に並んで汗の流れを妨げないことが重要とされます。

発汗は、余分な水分を排出して体を軽くし、また、自然な体温調節の力を維持するために役立ちます。体の機能を衰えさせないために汗をかくことは重要です。

一日一回、その季節の温度に体を慣れさせる。私のオススメは日没後の涼しい時間に20〜30分程度の散歩をすること。じんわり汗をかいてシャワーを浴びてスッキリ寝るのが、いいですよ。


6、眠りが不足

眠りで測る健康のバロメーターは「元気が回復して目が覚めること」。目が覚めたとき、完全に回復していることです。毒素が溜まっているときには、寝起きが辛いと感じたり、朝から疲れていたりします。

私のオススメは「寝る準備」をすることです。日没から徐々に休息へと向かうように過ごすこと。激しい動画やブルーライトを徐々に減らし、暖色のライトで過ごし、読書をしたり、音量を下げたりして、活動量を落とすのです。そして10分でも早くふとんへ向かう、ということを意識してみてください。

毒素の排出をするには「とにかく早く寝る」以上の得策が今のところ見つかっていません。


7、食べているものについて知らないことが多い

いつも食べているものが「”わたし”にとってどんな結果をもたらしているか」という食べ物との関係を知らないままでいると、意図せぬところでエラーを起こしていることがあります。

食べ物のもつ作用や、自分にとっての適量、食べるタイミング、食べ合わせなど「食事と自分の関係」を知り、「こう食べると快適」と感じられる自分に合った食べ方を見つけることで、消化力が高まり、毒素になる食事を避けることができます。


8、「危険信号」に目を向けていない

体から発せられる信号(サイン)に目を向けないことは、「臭い物に蓋をする」ことと似ています。

むくみ、冷え、頭痛、だるさ、お腹の不調、肌の不調・・・などは体からの「毒素SOSサイン」ですが、これを「どう対処したらいいか分からないもの」として捉えてしまうと、対処の機会をずっと逃してしまいます。

毒素サインは、体の経路の詰まっているときに現れます。頭痛、あくび、ソワソワする、食欲が落ち着かない、体が硬いなどがそれです。
毒素(食べて消化されなかったもの)が体内に留まり、詰まりが起きると排泄させるために「出してくれサイン」を示すのです。

気づいて→対処する。食事法の基本となりますが、まずは体が発するサインに気づく目を養うことが大切です。

毒素と薬は紙一重

どんなにいいものでも、消化されなければ毒素になり得ますし、一見毒に見えるものも消化を促せば薬になり得ます。

「溜まる」ことが毒なのであり、つまり排出されれば怖がる必要はないのですね。溜まったときにはすぐ対処できるよう、自分なりの手立てを知っておくことは重要です。


まとめ

毒素が溜まる8つのこと

  1. 笑っていない

  2. 極度に怖がる

  3. 食べるものを固定している

  4. 食事中の「緊張」

  5. 汗をかいていない

  6. 眠りが不足

  7. 食べているものについて知らないことが多い

  8. 「危険信号」に目を向けていない

(とくに笑いは即効性がありますよ・・・!ニヤ)


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