停滞期を突破するための「食べかた」
停滞期に考えられること・・・それは「消化力が弱っている」こと。
食べたものが外へ出されなくなってしまっているのです。
消化力の弱っているサイン
ガスが溜まる
お腹が空く感じがしない
甘いものが食べたくなる
下腹が張る
ニキビなど肌の炎症
むくみがひどい
などが挙げられます。
この原因がアーユルヴェーダでは「消化力の低下」と考えられるのです。
消化していく力
消化力は、とり入れたあらゆるものを、自分にとって最適な形に処理して、いるもの、いらないものを「断捨離」してくれるフィルター、またはザルのような役割をしています。
「とり入れたもの」は食べ物だけではなく、沸き起こった感情や見聞きしたニュース、情報なども含みます。
この消化力が弱っていると、どんな食事も、たとえ運動をものすごく行っても、「溜まったものが排出される」ことにはあまり作用しないのです。
たとえば糖質を控えてサラダだけで過ごしても、もし「溜まっているものが排出」されなければ、体重の減少にストップがかかりますよね。
では、どうしたら消化力を上げることができるのでしょうか?
答えはズバリ「消化力を弱めること避ける」ことです。
停滞期を突破するための「食べかた」
しないことリスト
消化力を弱める原因となる行動、これらを避けるだけで、根本的な体の詰まりを取り除き、身軽さを取り戻すことができるようになります。
さらには、モヤモヤっと抱えた感情や混沌とした情報なども「消化」する力が働くことを感じるようになります。
✔︎消化力を弱める原因
ちょこちょこ食べるため消化に充てる時間が少ない
食べ合わせがよくない
冷たいものばかりを食べている
食べてすぐ昼寝をする、またはすぐに動きだす
消化に重い食材を毎日食べている
お腹が空いていなくても仕方なく食べている
食べること=太ることと思っている
これらは一例ですが、本質の部分は共通しています。
ひとことにまとめるならば「消化しにくい食べ方」ということです。
「薬にならない食べ物はない」というように、食べ物自体に本来良し悪しはなく、それが「消化されなかったとき」に体にとっての”毒”に変わる。
裏を返せば「どんな食べ物も正しく消化されたならその人にとっての薬になる」ということでもあるのです。
では、停滞期を突破するために具体的になにをするか・・?
今日から始められる突破策を2つ。
・「重性」の食材を避ける
・お腹が空いてから食べる
✔︎重性の食材を避ける
ヨーグルト、小麦製品、砂糖。この3つはとくに代表的です。
粘性、重性、冷性の食材で、体を冷やし、粘液を生み経路を詰まらせると言われます。とくに冷え、むくみ、鼻詰まり、痰、眠気などの症状がある人は減らすことがオススメです。
もし食べるなら消化力の盛んな日中のうちに食べましょう。
ちなみに私は、毎朝のギリシャヨーグルトをやめてから、体の重さや停滞感がスッとなくなったことを今でも覚えています。
✔︎お腹が空いてから食べる
ここでのポイントは4時間の消化時間を設けること。これは一回の食事にかかる消化時間が約4時間ほどのためです。
重要なのは、そのくらいの時間になった頃に自然とお腹が空くことが、その人にとっての適量を見極めるポイントとなることです。
まとめ
停滞期を突破するための「食べかた」
重性のものを避けること
消化時間を設けること
この2つがとくに停滞期に目を向けるとよいポイントです。
「余計なものは食べてないんだけどなぁ」という時には、なにを食べるかよりも「どう食べるか?」に注目してみてください。
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