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非嘔吐過食

太っている人も過食症という摂食障害であることは世間に知られていない事実である。

私は非嘔吐過食。過食と絶食を繰り返しているから、155センチで45キロという普通から痩せの体型ではある。

ちなみに今過食していて、お煎餅一袋とスライスチーズ4枚、カフェラテ、チョコレート10個くらいを食べた。ゼリーも食べた。今日の昼の冷やし中華も夜ご飯のカレーもガッツリ食べた。今日の摂取カロリーは3000くらい。

現在生理期間なので食欲と睡眠欲がバグってるのはある。でも生理に関係なくいつも過食の波はやってくる。その反動で次の日は断食をする。

いつもスタバのフラペチーノは美味しそうだけど太るのが怖くて飲めない。ご飯は栄養表示がないものは怖くて食べられない。友達との外食は太るのが怖くてうまく笑えない。美味しいなんて思えない。300カロリー以下の食べ物しか買えない。ミルクの入っているコーヒーが好きだけど、100mlあたりのカロリーが20以下のものしか怖くて飲めない。

そうやって、日々の食事を我慢した反動がたまに夜中の過食を引き起こす。


5年以上、私はこうやって生きている。日中の「食べるのが怖い」という思いは、夜中の過食では消えている。口に甘いものや脂質の高いものを詰め込んでおいしい、しあわせ、って思う。生きてて良かった、と心から思うの。思ってしまうの。この過食が私を生きさせている。
でも、終わったら虚無になる。あーまた明日から何も食べられない。今食べたものが脂肪にならないようにしないと。太らないようにしないとなのに。またやっちゃったよ、って。

緩やかな自殺。夜中の過食と日中の断食を繰り返す日々が私の自傷行為。

こうやって人から見えないところで勝手に絶望して勝手に苦しんで、何やってんだろ。
人生ってつらい。


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