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大切な人がいるってことは、よくよく考えると残酷なのかも。

大切に思える人がいることは、わたしも今までずっと「いいこと」だと感じながら生きてきた。
でも、あるドラマがきっかけで考えがちょっと揺らいだのも事実。「大切に思える人がいるってことは、ある意味で優先順位をつけるってことだもんね」と。考えてもみなかったけど、確かにそうなのだろう。「あなたよりもほかの人のほうが大事、あなたはその次」みたいに自分の主観と「好き」という感情、「その人と一緒にいた時間」とかを足し算していって順番をつける。

じゃあ、わたしはー?
誰にどんな順番で、どんな基準で
順番をつけてくのだろう。
そのときが訪れるまで答えはわからない。でも、例えばの話、友達か恋人か、じゃないけど(いや、そもそも恋人なんていないけど)「自分のなかで好きな人上位三位までなら命だけは許してあげよう」みたいな状況になったらと考える。

わたしはどんなふうに考えるんだろ?
好きな人がすぐ近くにいるのが普通で、会いたいときに会えて会話ができて喧嘩もして、お互いのこと知っていく。

でも、それが叶わないでいた悠依と直木はどんな気持ちだったんだろう。

もっと、直木のこと知ってたらよかったとか
そもそも直木のことをこれから知るはずだったとか、その未来を奪われたことによる憤りやショック、二人の未来だけじゃない「ハチドリ(子ども食堂兼レストラン)を経営する人がいなくなって、お店を辞めることになったとかいろいろなことがガラッと変わった。

しかも、自分が近くで関わっていた人が「いい人」の仮面をつけてたと知ったときのショックが計り知れなかったと、わたしは考えるんだ。
善人ほど気をつけなきゃいけない、善人は偽善人みたいな言葉通り、今回は相澤英介がその代表の人だった。

人がひとり生きること。
命は誰にだってひとつしかないのに
その命にさえ、順番をつけなきゃいけないとしたら。
わたしは何を思い、どんなふうに判断していくのが正解なのかなんてわからないだろう。
でも、これだけは言える。
「みんながここに存在することだけが充分素晴らしいことなんだよ」と。
あなたはあなたのままでいいんだよ」と。
優しいあなたのことだから、ほかの誰かにスポットライトを当てて、自分は後回しにしてしまうことが多いのかもしれないけど、ときには自分に焦点を当てることも忘れちゃいけないよ。

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