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クラスメイトが優しすぎる話

Hej hej! It’s nana 🌈

今日は大ニュースがあり、数日前ついに学生寮のセントラルヒーティングがつきました!!

まだほんわかしか暖かくならないのですが、前と比べるとかなり暖かくなりました!

大学が始まって2ヶ月が経ちましたが、自分が思っていたよりもクラスメイトと馴染めています。

スウェーデンに来る前は「アジア人差別にあったらどうしよう…」「友達できなかったらどうしよう…」と心配だったので、余計にみんなと仲良くできていることにびっくりしています。

全員神様レベルで優しいので、今回はそんなエピソードをまとめてみました。

テスト期間中の話

私の専攻科目はもう期末テストが先月あり、範囲が太い教科書全部というハードなテストでした。

1ヶ月前から始めたら間に合うかなと思って始めたのですが、全然間に合わず、全員でヒィヒィ言いながら勉強していました。

クラスメイトにテスト勉強の悩みをこぼしたら普通に「教えてあげるよ!」と言われて勉強会が始まりました。

私が卒業したIB校では、全員アップアップで余裕がなかったので、クラスメイト同士でテスト勉強を教えることは一切なかったです。

そのせいか、教えてあげるよと言われた時は少し肩の荷が降りたというか、一人だけじゃないんだと思って安心できた気がします。

勉強会をやっていた時に私が遅刻してしまった時がありました。

遅刻する連絡を入れる前に「nanaが来るまで過去問始めないから、慌てずにゆっくり来てね!」とメールがきたこともありました。

先に始めててと伝えたのですが、待っててくれていてその日は一緒に過去問を解きました。

AISに行っていた時に外国人の子は外国人だけでグループになって固まるのが多く、そこにグイグイ入っていくのが苦手で、スウェーデンに行っても絶対そういうグループはあるだろうなと思い込んでいました。

本当に「スウェーデンに来る前はなんであんなに心配していたんだろう」と思うぐらいみんな優しいです笑。


理学部の生徒会の話

ルンド大学にはLUNAと言われる理学部の生徒会があります。

大学が始まる1週間前にLUNAが主催する理学部のオリエンテーションがあり、そこで先輩やクラスメイトと初めて会うことができました。

そこから2週間LUNAがオリエンテーションウィークを主催していたのですが、その初日以降からメッセージをどう確認すればいいか分からなくなってしまい、気づいたらオリエンテーションが終わっていました笑。

このLUNAの各学部の生徒会があり、自然地理学部と地層学部が一緒になったSNGというグループに私は属しています。

ちなみにマスコットがあり、グループの名前にちなんだ、SNiGel(スナイジェル)というダサ可愛いカタツムリです笑。

ある日、グループワークで「地理学部の生徒会のミーティング行く?」という話題が出て、みんな生徒会の中で役職を既にもらっているとのことでした。

てっきり出遅れたと思っていましたが、誰でもミーティングに参加できるとのことだったので勇気を振り絞ってミーティングに参加しました。

アジア人が一人もいないかなりアウェーなミーティングでしたが、全員ウェルカムでした笑。

代表委員、図書館係、ジェンダー平等化係、パーティー係、遠足係など、さらにはフィーカ係まで色々な役職があります。

そんな中、クラスメイトに推薦されて役職をもらいました。

推薦されないと役職はもらえないルールなので、あまり生徒会に馴染めていなかった私を推薦してくれて本当に優しいなと思いました。

その役職がこれまた責任大な役職で、どんなことをすればいいのか聞いたところ、「とにかく生徒の命を守ってればいいよ」と言われました笑。

↑ 本当に大雑把すぎるにも程がある笑。

つい数日前この役職の正式なミーティングに行ってきたのですが、どうやら生徒のメンタルヘルスと勉強環境を良い状態に保つ役職だそうです。

Student Health Officer という響きの良い肩書きをもらうことができたのですが、守秘義務があるので契約書みたいな紙にサインをしないといけないほど真剣で責任重大な役職だそうです。

私のクラスにもう一人同じ役職の生徒がいるのですが、ミーティングのメールが送られて来るたびに私がちゃんとメールを受け取ったか確認メールを送ってくれています。

↑ 本当にみんな優しすぎる泣。

そんな中ハプニングがあり、自然地理学部だけ英語のミーティングからハブられていることが分かったのです笑。

通りでスウェーデン語のミーティングにしか呼ばれなかったんだと思い、その日はSNGのリーダーと代表委員が夕方までミーティングをしていました。

その日の夜に私の役職のミーティングがあったのですが、SNGのリーダーが私とクラスメイト二人だけで行くのを心配してくれて、一緒に来てくれて事情を全部話してくれたのです。

さらには帰り際に「今日はこんな中ミーティングに来てくれてありがとう」とリーダーから言われ、日本人レベルの謙虚さにショックを受けました。


スウェーデンでのクリスマスの話

最後に大学が始まって以来、一番びっくりしたクラスメイトの優しいエピソードを話したいと思います!

スウェーデンや欧米諸国では、クリスマスはビッグイベントです。

クラスメイトほぼ全員家に帰るので、冬休みは友達に会うことができないと思っています。

テストの勉強会で一人のクラスメイトに「nanaはクリスマスもちろん帰るよね?」と言われ、帰る予定のない私はルンドにいるよと伝えました。

そこにいたクラスメイト全員に「えええええ!!!!」と言われ、どうやらクリスマスは家族と過ごすべきビッグイベントなので一人でクリスマスを過ごす私をかわいそうに思ってくれたみたいです。

しかし、今年の冬は家族がスウェーデンに来る予定なので「あー大丈夫大丈夫!私の家族がスウェーデンに来るから一人じゃないよ!」と言いました。

大ショックなことに、「めっちゃ安心した!クリスマスを一人で過ごすとか本当にそんなことあっちゃいけないから、家に呼ぶとか何かしてあげようと思ったんだよね!」と言われたのです。

↑ あまりにも信じられなくて空耳したかと思いました笑。

初めて会って半年も経っていないクラスメイトでも、クリスマスを一人で過ごすからという理由で、そこまで家族みたいにウェルカムしてくれるんだとびっくりしました笑。

違うクラスメイトも私がクリスマスを一人で過ごすと勘違いしたみたいで、「私の親戚がクリスマスにルンドに来るから紹介してあげる!」とまで言われたこともありました!


スウェーデンに来る前は、色々な人に「ヨーロッパなんてアジア人差別多いからやめた方がいい」と散々言われてきましたが、今のところ一切そのような差別にあったことはありません。

むしろ日本で生まれ、バリ島で育った私のことに興味を持ってくれています。

この前はGoogle Mapを取り出して、「ホームタウンどこ?」と聞いてきたクラスメイトもいました笑。

確かにクラスメイトとはまだ100%馴染めていないけれど、毎日少しずつ仲良くなりつつある気がします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

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