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海外の大学受験についてよくいただく質問!

Hej hej! It's nana 🌈

みなさんは変わらず毎日お元気にお過ごしでしょうか。

私は先週末、世界で一番北の地で開催されるプライド・パレードに参加し、LGBTQ+の支持を呼びかけてきました!🏳️‍🌈🏳️‍⚧️

初めて参加するプライド・パレードだったことや、LGBTQ+についてもっと勉強したいこともあり、事前に「どうしたらLGBTQ+のコミュニティにとって良いアライになれるか」を調べてから行きました!

交換留学でスヴァールバル諸島に来ている生徒ほとんどを始め、街に住んでいる人々もほとんど参加していて、LGBTQ+に対する意識の高さに感心しました。

話が逸れてしまいましたが、このブログを始めてからたくさんの読者さんから大学受験やIBなどについて色々な相談メールをいただき、このブログを読んでくださる方々がいっぱいいることをすごく嬉しく思います。

いつも応援ありがとうございます!

そこで今回はよくメールで相談される大学受験に関する質問を一つのブログ記事にまとめようと思いました!




1. スウェーデンの大学受験に必要なスコアや書類

よく「スウェーデンの大学を受験した際にどんな書類を提出しましたか?」「ルンド大学を受験するのに必要なIBのスコアはいくつですか?」という質問をいただきます。

過去にスウェーデンの大学受験について簡単にまとめた記事があるので、ぜひそれも参考にしてみてください!☺︎

スウェーデンの大学受験は universityadmissions.se と呼ばれる出願サイトを通して受験します。

そのサイトや大学のウェブサイトに必要な書類や成績などの案内が詳しく書かれているので、分かりにくいことはないと思われますが、万が一心配でダブルチェックしたい時は universityadmissions.se もしくは大学のアドミッションに問い合わせるのが一番明確です!

私自身も心配で universityadmissions.se にしつこくメールしたことがありますが、毎回丁寧に教えてくれたので最初からメールするのもありだと思います。

私が数年前に書いた記事を頼りにしていただいても構わないのですが、必要な書類が変わっている場合もあり得ますし、私も大学のアドミッションの者ではないので、そこは自己責任で確認してください。

また、スウェーデンの大学(特に私が進学したルンド大学)は必要なIBのポイントを明確にしていないのですが、一緒の時期に受験する他の生徒の成績と合わせて選考されます。

そのため、受験する年によって生徒の成績も違うため、必要な成績が高い時もあれば低い時もあるケースバイケースなのです。

IELTSのスコアを提出したと書きましたが、IBの点数によっては英語試験が免除されます。

※ 私がIELTSをそれでも提出した理由は、本来はイギリスの大学受験のためにIELTSを受け、思いの外スコアが良く、英語力のアピールになったらいいなと思ったからです。



2. ルンド大学の奨学金について

ルンド大学は新入生に対して奨学金制度を設けています。

それは簡単にもらえるのかとよく質問をいただきますが、正直に言うと「日本国籍の私たちがもらえる可能性はほぼゼロ」です。

私も受験した際にこの奨学金に応募しましたが、もらえませんでしたし、今クラスメイトで成績もオールA+のような優等生の中国国籍の子でも奨学金はもらえませんでした。

単刀直入に言うと、学校に行けるか行けないかギリギリの低収入の家庭で育った生徒が奨学金を手にしています

もちろん国籍だけで決めることはないと思われますが、日本は先進国で生活水準も世界の中では高い方です。

留学を考えていたり、インターナショナルスクールを卒業できたり、パソコンやスマホをすでに持っている私たちは恵まれている家庭や環境で育っているので、その時点で選ばれない可能性が高くなるのです。

どのぐらいレアかと言うと、私の周りの生徒で奨学金をもらった生徒は一人もまだ知りません。

それでもこの奨学金に応募するにあたって費用は要らないので、あまり期待せずに「もらえたらラッキー!」ぐらいの気持ちで応募するなら応募する価値はあります。



3. 受験する大学の絞り方

イギリスの大学を受験しようと考えられている方は、UCASという出願サイトを通して受験されると思います。

UCASを通した受験経験も過去にブログの記事にしたので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!↓

UCASでは一回の受験で一気に5校まで受験できるのですが、数多いイギリスの大学の中から受験する大学を絞るのはかなり大変です。

私は自身の成績に自信がなかったので、現地のUCASのコンサルに助けを求めていたのですが、その方が仰っていたアドバイスが「第一志望を一校、チャレンジ校もしくは今の予想得点で行ける大学を二校、滑り止めを二校決めること」です!

※ チャレンジ校とはもうIBやA-Levelの最終得点が出ていて、必要な得点が一点足りないところを指します。

大学受験はどこの大学もケースバイケースなので、絶対受かると思っていた大学が不合格だったり、受からないと思っていた大学に合格したりと思いがけないことが起きるのです。

一点足りないからと諦めずに、自己アピールエッセイの Personal Statement に力を入れたり、先生方に良い推薦書を書いてもらったりなど努力さえすれば合格も夢ではないということです。

また、予想得点はあくまでも「予想」なので、その点数になる場合もあればそれより良い成績になったり、悪い成績にもなったりするので、滑り止めの大学も受験するのが賢いと思います。



4. 英語試験はTOEFLかIELTSどちらを受けるべきなのか

大学によっては、IBやA-Levelを持っていても英語試験を要する大学もあります。

海外の大学受験によく使われる主な英語試験は IELTSもしくはTOEFL です。

私の場合は小さい頃から「アメリカの大学を受けるならTOEFL、イギリスやヨーロッパの大学を受けるならIELTS」と聞いていました。

大学受験を経験した今だからこそ断言できますが、正直どちらを受けても海外の大学受験に使うことができます。

しかし、TOEFLとIELTSでは試験の内容や感じが全く違うため、自分に合う試験がどちらかを一回チェックしてみてからどの英語試験を受けるか決めるべきだと思います!

ケンブリッジカリキュラムである IGCSE や A-Level をインターナショナルスクールでやってきた方は IELTS の方が簡単だと思われると思います。



最後に

今日このブログにて答えた質問が今までよくメールでいただいた質問です!

このブログを始めた理由は、自分の経験を文に残したかったことが一番の理由です。

その途中で私がIB生だった時に、気軽に相談できる人がいなくて大変だったことを思い出し、私がその時必要としていた人になりたいと思ったことからIBやIELTS経験談もブログにしようと思いました。

私のプロフィールに飛んでいただくと、「IGCSE・IB・IELTS・大学受験」というタイトルのマガジンがあり、そこに関連する今までに投稿したブログをまとめてあります!

nanaironikki.co@gmail.com のメールに質問を送っていただければ、隙間時間にゆっくり読んでお返事するので、気軽にメールしてください ☺︎

誰でも初めての海外の大学受験はハラハラドキドキする経験だと思われますが、人生で一度の学生生活なので、悔いのないよう頑張ってください!



最後の最後に余談ですが、無事ライフルの免許がおりました!

これで友達といつでもロングイェールビーンの外の山へ冒険に出られます🥾🏔️

北極圏にある離島のスヴァールバル諸島にて交換留学中ですが、毎日ワクワクすることがあり、楽しい日々を送っています!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!✨


Hej då!

✦ nana ✦

nanaironikki.co@gmail.com 


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