なないろサーカス団

奈良県王寺町にある、小さな福祉施設です。 団員の日常とともにある、森・自然・アート・人間etc… おもしろズッコケの日々と、団員のパフォーマンスを紹介しています。

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最近の記事

3人目の団地住まい

「ちょっとだけ。見るだけ。」 世間話から決まったHさんの団地見学。 Iさんが一人暮らしを始めたという事実は、他の団員の気持ちを少しだけ、 けれど確実に変化させている様子。 「私にはまだ早いからな。見るだけや。」 何度も自分に言い聞かせるように呟くHさん。 付き添いに、若手男子のY君とC君。 皆がちょっと社会見学…の気分で出かけたその日。 「この部屋はIさんの部屋のタイプとは少し違うな〜」 「階段の数が少ないからいいな〜」 「太陽の光がたくさん入って気持ちがいいな〜」

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    • 「住まい」から「住まう」へ

      実家への家庭訪問から始まった、Aさんと私たちとの関係。 Aさんは、同居する母親を強く求めていた。 無条件に注がれる、無償の愛。。 45歳を迎えた年、 Aさんは母親と離れる決心をした。 事業所のすぐ近くにアパートをかり、勢いと共に始まった一人暮らし。 「母親も一人の人間。 別々の列車に乗り、お互いの終着駅を探して生きていく。」 長年、Aさんが苦しみながらこだわっていたものは 住まいというハコではなかったのだ。 人間観を見つめ直すために、「住まう形」を一変したAさん。 小

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      • 団地住まいとサロン

        団員のチャレンジは続く。 少し離れたバス通りに部屋を借りたYちゃん。(←第2回記事でご紹介) 事業所近くに住んだAさん。(←第3回記事でご紹介) そして、Iさんは… ご近所付き合いができる団地を選びました。 この団地には、住民が集まってお話ができるサロンもあり みなさんとっても理解がある! 階下には、なないろボランティアお兄さんでお馴染みの、Tさんもいる。 重度障害者手帳を持つIさん。 未来の選択肢は、入所施設かグループホームの二択と思いきや… 一人暮らしを選んだこの心意気

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        • 自治会長宅のおうちごはん

          なないろサーカス団は、住宅地の中にあります。 自治会活動が盛んな地域で 私たちも役員をしたり、イベントにお呼びいただいたり。 ご近所さんもふらりと事業所にやってきては団員とおしゃべり。 一緒に畑に行ったり、内職作業を手伝ってくれることも。 「孫が近くにおるみたいで、嬉しいわ〜」 なんて、なんだか嬉しいですね。 ある時、団員がグループホームを出て 事業所近くで一人暮らしにチャレンジすることになりました。 洗濯、掃除、買い物。 ホームのキーパーさんから、一通りのことは教えてい

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          開所6年目にして、ブログはじめました。

          コロナ禍において、さまざまなモノやコトが一変。 価値観も、人との関わり方も、距離感も。 人に一番近い福祉現場で、何が起きているのか。 ピンチをチャンスに変えながら、ピンチをピンチと諦めながら。 今、私たちが力を注いでいることの一つが「住」。 「住まい」という名詞ではなく 「住む」「住まう」という動詞を探究し、深めたいと考えています。 障害者の「住」は、生活の核として、 さまざまなサービスや制度に守られています。 一方で、なないろの団員の多くは、自由に生きることを望んで

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