ななえ

30代、共働き。不妊治療を経て0歳と3歳の2人の子どもがいます。

ななえ

30代、共働き。不妊治療を経て0歳と3歳の2人の子どもがいます。

最近の記事

案ずるより、、

その日が来るまでは憂鬱で、「やっぱりやめようかな」と何度も思うのだけど、終わってみると「すごく楽しい日になったなぁ」と思うようなことが多々ある。 先週もそんな日だった。 私は現在産休中なのだが、職場で一般向けに毎年公開しているイベントがあり、子ども2人を連れて家族4人で行ってきたのだった。 しかし、職場に顔を出すのは数ヶ月ぶり。自分で「行こう」と決め、誰に強いられたわけでもないのに、憂鬱に思ってしまっていた。 お世話になった方に差し入れのお菓子を持って、いざ出陣! 会

    • アラフォーの「不安クン」との付き合い方

      ときどき、漠然ともやもやしたり、不安になったりする。 たとえば、子育てはこれでいいのか?とか、仕事に復帰したら育児と両立できるのかな?とか。 そんなことを頭の中だけでぐるぐると考えて、不安で頭の中がいっぱいになる。 家事をやりながら、誰かと話しながら、出かけて歩いている時もその「不安クン」は頭の片隅にずっといて、今私の目の前にある幸せなことや楽しいことにもやをかけるようにしてしまう。 中学生くらいから漠然とした不安をいつも抱えていたような気がするが、年を重ねてから、「不安

      • きれいな部屋にするための1ミリの努力

        きれいな部屋に住みたいけれど、子どもが2人いるし、片付けてもおもちゃを出され、いつも床はぐちゃぐちゃしている。 掃除機をかけるほど大それたこと(私にとっては)もやれないし、ロボット掃除機もない。 そんなときにカーペット用コロコロが役に立つ。 ハイハイして動き回る息子の後を追いかけながら床をコロコロする。 最初は目についた自分の周りからやってみる。小さい範囲からきれいにできる。 一旦始めると、調子良くなり他の場所もコロコロしたくなる。 フローリングもカーペットも棚の上の

        • 眉間にしわ

          ふと鏡で自分の顔を見たら、眉間に深いシワがあり、鬼のような形相になっていた。 いけない、このままでは本当に鬼になってしまう。ふと我にかえる。 今日は特にばたばたしていた。 7ヶ月の長男がつかまり立ちをするようになり、しょっちゅう頭から床にダイブしている。床はクッションシートをしき、頭はヘルメットでカバーしているけれど、こちらの気が休まることはなく、ハラハラしどおしだ。  さらに3歳になる長女は赤ちゃんがえり真っ只中。息子に授乳していたり、うんちをかえているときに限って「マ

          産後の日々が早すぎる話

          2人目を出産前の産休中にnoteを書き始めたのだが、産後全く更新せず、早くも6ヶ月が経ってしまった。 あまりにも早く時間が過ぎていき、あと半分で育児休暇も終わってしまう。 突然そのことが不安になり、日記を書くことにした。 日々書き残しておきたいことが沢山あるのに、今日までやらずに過ぎてしまったことが悔やまれるが、なにせ自分に余裕がなかったのでしょうがない。 出産前の入院期間が長かったせいもあるのか、3歳になる長女は下の子が生まれてから、ミルクを欲しがるようになったり、夜中

          産後の日々が早すぎる話

          帝王切開入院記録〜手術当日〜

          9時10分、ストレッチャーに乗って手術室へ行く。 眼鏡を外して付き添ってくれている看護師さんに渡すと、視界がぼやけて緊張が少し和らいだ。 手術室にて 手術室に入ると、リラックスした音楽が流れていた。 ベッドに寝ている状態で、沢山の人に囲まれながら血圧計、心電図、パルスオキシメーター、フットポンプなどが次々と装着される。 まず麻酔科の先生が来てくれて、麻酔をする。 今回は全身麻酔ではなく、下半身のみの麻酔。 できる限り丸まって横になる。 背中あたりに注射をされると、両足が

          帝王切開入院記録〜手術当日〜

          帝王切開手術①〜前日から当日朝〜

          ■手術前日 前日も、日中は今まで通り過ぎていく。 昼間は手術に関してのさまざまな説明を受ける。 担当医師から手術の流れの説明、 麻酔科の先生から使用する麻酔の説明、 薬剤師さんから手術後の点滴、薬についてなど。 そして午後のスケジュールはいつもと違った。 16時 手術部位の除毛をしてもらう    シャワー 18時 手術前最後のご飯 ※21時以降は食事NG  水分は650mlまではOK 21時 点滴スタート 夜はソワソワしてしまいなかなかゆっくり寝れなかった。 ■手術

          帝王切開手術①〜前日から当日朝〜

          小林麻央さんのブログを読んで

          今朝、ふと小林麻央さんのことを思い出し、久しぶりにブログを読んだ。 小林麻央さんがブログを始めた2016年、当時結婚したばかりの私は、 ニュースを見て小林麻央さんのブログを読むようになり、 毎朝通勤する電車の中で読むのが日課になっていた。 2人の子どものお母さんとして、歌舞伎俳優の妻として、 その前に1人の女性としてがんと闘う姿に日々勇気をもらっていたのを思い出す。 彼女が亡くなってから、私も子どもを持ち、母になった。 そして今、再びブログを読んだら涙が溢れてくると共に

          小林麻央さんのブログを読んで

          もしかして私「いつか」のために今を生きてる?

          夫を見ていて、うらやましく思うことがある。 例えば、1時間空き時間ができたとして、私と夫の時間の使い方はまるで異なる。 私は、仕事に関する勉強とか、英語とか、投資の本を読んだりしている。 夫は、美術の本を読んだり、好きなお笑い芸人のラジオを聴いたり、レコードをかけたりしている。 つまり、お互い深く考えてはないだろうけど、私は「将来役立ちそうなこと」に時間を費やし、夫は「今やりたいこと」に時間を費やしているのだ。 私も「嫌なこと」をやっているわけではなく、 「将来も役立ち

          もしかして私「いつか」のために今を生きてる?

          母と祖母

          先日実家の母から電話があった。 「おばあちゃんが来月から老人ホームに入ることが決まったよ」とのこと。 突然のことで少しびっくりしたものの、 母の声が嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちが混じっているような気がして、私は少し気になった。 祖母は今年95になる。数年前から少しずつ自分の身の回りのことをするのが難しくなり、同居する母と、近くに住む娘(私から見ると叔母さん)とが代わるがわる介護をしていた。 元々母と祖母の仲はあまり良くない。 私の実家は農家で、母は「嫁」だ。朝から晩まで

          MFICUに入院して〜出産は命がけ

          現在MFICUに入院している私。MFICU(母体胎児集中治療室)とは、妊娠から出産までに何らかのリスクを伴う妊婦、褥婦が入院する場所だ。 私は前置胎盤で入院しているが、他に重症妊娠高血圧症、糖尿病合併妊娠、双胎妊娠、胎児異常、切迫早産などのハイリスク出産の患者さんが入院するらしい。 私が入院しているMFICUはそれぞれの部屋が壁で仕切られており、入口はカーテンで目隠しされている。 個々のプライバシーは守られている中で、完全な個室ではなく、ナースステーションの中にベッドが並

          MFICUに入院して〜出産は命がけ

          管理入院 1日のスケジュール

          前置胎盤のため管理入院して8日目。 今日は管理入院中の1日のスケジュールについて。 日々の基本のスケジュールはこんな感じ。 朝、昼、晩と3回看護師さんの検温、血圧、脈拍確認、心拍確認があります。 午前中30分くらい心拍モニターをつけて胎動確認。2〜3日に1回くらいお医者さんの診察があります。 あとはほとんどベッドの上にいます。 編み物したり、雑誌読んだりラジオ聞いたり。 とにかく時間があるので、 暇つぶしアイテム必須です。 私は編み物してます。イトコバコというサイトで

          管理入院 1日のスケジュール

          最低限これだけは!私が揃えた出産準備品

          今回2人目を出産するにあたり、1人目の時に絶対必要だなと思ったものだけを用意した。 なぜなら1人目の時用意したものの、あまり使わなかったものも沢山あったからだ。また、今は注文すれば翌日には届くので、もし必要になったら後から注文すればいっか!などと軽く考えている。 そんな私が揃えた最低限の出産準備品はこちら。 寝具類 ・ベビー敷布団 ・敷布団用シーツ2枚 →春生まれなので、掛け布団は家にある膝掛けやバスタオルで代用する予定 ベビー枕は様子を見て買う(最初はタオルでもいいか

          最低限これだけは!私が揃えた出産準備品

          #5 不妊治療記 移植2回目

          子宮内ポリープの切除 1回目の移植後、お医者さんから「子宮内ポリープがあるので、取ってから2回目の移植をしましょう。」と提案された。 復職まであと4ヶ月。時間は限られている。 正直2回目の移植を早くやりたい気持ちもあったが、ポリープを取った方が着床しやすくなると言われ、レーザーで取り除く手術をすることにした。 子宮内ポリープの手術は不妊治療の病院ではなく、紹介されたクリニックで行われた。 レーザーでポリープを焼くだけなので、 手術というほどの大袈裟なものではなく、驚くほ

          #5 不妊治療記 移植2回目

          入院7日目 入院中の服装

          前置胎盤と診断され、管理入院して1週間。 落ち着いてきたので、入院メモ。 今日は服装から。現在の私の服装はこんな感じです。 入院中の服装のポイント 第一子の時を思い出しつつ、 今回は管理入院のため長期の入院になることを考えて、以下5つをポイントにした。 ・前開きのパジャマ。授乳しやすいし、心拍モニターをよく付けるので、お腹を出しやすく。 ・長めのワンピース型で下はマタニティスパッツが楽。 ・浮腫んできた時のことを考えて着圧ソックス持参。 ・肌寒いときもあるのでカーディ

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          #4 不妊治療記 やっと体外受精、しかし・・・

          休職、そして卵巣嚢腫摘出 4月に仕事を休職し、すぐに卵巣嚢腫摘出術を受けることになった。 だが、手術前のMRI検査でわかったことがある。卵巣嚢腫とともに子宮線筋症もあるということ。 子宮線筋症とは子宮内膜のようなものが、子宮の壁にできてしまう病気だそう。 根本的に直すには、子宮を摘出するほかない。だが、私は妊娠を希望しているため、その選択はせず、子宮線筋症をかかえながら不妊治療を行うことにした。 自分の子宮がたくさんの病気をかかえていることがわかり、 「子どもを持つこ

          #4 不妊治療記 やっと体外受精、しかし・・・