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#5 不妊治療記 移植2回目

子宮内ポリープの切除


1回目の移植後、お医者さんから「子宮内ポリープがあるので、取ってから2回目の移植をしましょう。」と提案された。

復職まであと4ヶ月。時間は限られている。
正直2回目の移植を早くやりたい気持ちもあったが、ポリープを取った方が着床しやすくなると言われ、レーザーで取り除く手術をすることにした。

子宮内ポリープの手術は不妊治療の病院ではなく、紹介されたクリニックで行われた。
レーザーでポリープを焼くだけなので、
手術というほどの大袈裟なものではなく、驚くほどあっという間に終わった。

2回目の移植、そして妊娠反応

子宮内ポリープの手術を終えたら、次回の排卵の周期まで移植はできない。
11月も終わりに差し掛かっていた。

12月になり、やっと移植2回目。
そしてこの2回目の移植で妊娠反応が出た。

子宮線筋症をかかえていたため、流産や早産の心配が常にあったものの、
幸いなことに妊娠、出産まで大きなトラブルなく過ごすことができた。

不妊治療をして授かった子は現在2歳になる。

不妊治療を振り返って

まず、結果的に子どもを授かることができ、不妊治療をして本当に良かったと思う。お金も時間もそれなりにかかったし、休職という大きな決断もした。

しかし、私の場合は治療していなければ絶対に我が子に会うことはできなかった。

不妊治療は本当に人それぞれで、その苦労や辛さも人それぞれだと思う。
私はたまたま運良く2回目の移植で妊娠できたけど、何回かやってもうまくいかなかった場合だって十分に考えられた。

だから、私から「こうした方がいい」などというアドバイスみたいなものが言えるわけはなく。。

ただ、自分なりに色々な情報を調べ、その都度迷い、試行錯誤しながらの不妊治療を続けてきた。
その経験を公開することで、かつての自分と同じように悩んでいるどなたかの参考になればと思い、このように日記にすることにした。

私もまだ人生の途中。
この先の人生がどうなるのか、どんな未来が待ってるのか想像もつかない。

ただ、きっと正しい正解なんてないからこそ、悩んでもしっかり自分で決断していくことを大切にしていきたいなぁと思う。
人からどう思われようと、何と言われようとも、他人は自分の人生に責任を負ってくれるわけではない。

頑張りすぎず、ふーっと力を抜いていきましょう!

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