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おたる☆七夕展で実施したこと。①

作家さんの「市場で展示をやってみたい!」という
リクエストにお応えするべく、
今回の『おたる☆七夕展』を企画しました。

小樽中央市場さんでは、様々な取り組みがなされ
かつて賑わった趣がありつつも革新的に歩まれています。

空き空間を貸し出したり、
ギャラリーに改装し運営もされています。

そして今回そのガンガンギャラリーをお借りし
企画を実際に開催しました。

取り組んだことは、

①作家さんとお客様がコミニケーションを取れる販売状況にしたこと。
これは、小樽で展示や販売が初めての作家さんには特に。小樽で認知して頂くこと、ひとりひとりと会話を交わして、直接応援してもらうこと、などに重点を置きました。

②付随して、セキュリティ面からも販売に関するお取り引き手続きを作家さんに行ってもらう状況にしました。
原画作品は高額になるものもあり、作家さん自身が会期中の作品点数を管理、把握してもらい行き違いや紛失などを防いでいます。
在廊時を前もって明らかにし、宣伝や紹介を兼ねてスケジュールをツイートしました。
変更点や追加在廊は一回まで情報引用リツイートをし、再宣伝をしています。
再リツイートが多くなると情報撹乱にもつながるので、原則一回まで。それ以上のスケジュール変更は作家さんにお任せしています。
実際に手から手へ、作品をお手渡しすることを経験すると、売れたという実感から今後の製作にも意欲が湧いたりと素敵な効果があります。
もちろん売れることだけが目的ではないので、見た感想をお客様の言葉で頂戴することも大事なことです。

③市場の立地や雰囲気を活かす
市場を利用する地元住民や市場の商店のみなさん、市場を利用する方々のネットワークの中にお邪魔する感覚で、すでにそこにある資源を新しい刺激と共に活性化させることにもつながると思っています。
私自身、おたる☆七夕展の1週間前にお誘い頂き、古本市と合同で出展しました。そこでコミニケーションをとり、人間関係の土台をゆっくりと理解を深めながらいろいろと教えて頂きました。今後も地道な活動は続きます。

④季節感と参加型
北海道の七夕は8月。市場の店舗形状を活かし会場前に笹の葉と短冊を用意しました。通りすがりの観光のお客様や市場のみなさんにももちろん気軽に参加して頂ける無料参加ブースを作りました。
大阪からのお客様は7月の七夕、北海道で8月の七夕、2回お願いできちゃいますね。
これはほんとに実施して良かったと思ってて、初日で20枚程。最終日にはどうなっているのか!すごく楽しみにしています。

あとは、なんといっても市場メシの魅力ですね。
勝てません。(笑)
作家さんもお客様も、市場とその周辺のおいしい魅力に負けちゃってくださいね。


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