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フェミニストを攻撃する=「僕は本当は無能なんです」

 自信がない男はフェミニストを攻撃する。真に自信がある男は、ジェンダーイコールを歓迎する。これに早く気付いた方がいい。とても恥ずかしいことだ。

なぜ自信のない男性はジェンダーイコールを恐れるのか

 男性優位社会における女性というハンデを取り去ってしまったら、女性は自分たちを越えていくだろう。自分など相手にしてくれなくなるだろう。

 それが分かっているから、自信のない本当は無能な男はフェミニストたちが怖い。フェミニストたちが自由に発言すればするほど、男性という既得権益を失いかねない。男性の優位性を失うことが恐ろしい。だからフェミニストを不快に感じる。だから叩く。

 叩けば、同じく自信のない男たちのたくさんのイイネ!がつく。承認欲求が満たされて病みつきになる。フェミニストを恐れるのは自分だけでないことを確認する。
 これで男性優位は引き延ばせそうだと、ジェンダーイコールは遠のいたとほっと胸を撫でおろす。

男性社会における男性という優位性

 
 男性であれば実力がなくても責任ある仕事を任される。男性であれば無能でも昇給し、昇格する。
「男性を誘惑するのが悪い」と性暴力の被害者を加害者扱いすることさえ許される。
 この世は男性にとってパラダイスだ。男性に都合よくできている。

好きでもない男の身の回りの世話をする地獄

 性別が女性であることが理由で出世できない。女性一人で生きていくのが難しい。だから女性は生活のために好きでもない男性と結婚する。
 好きでもない男の夜の相手をして、好きでもない男の身の回りの世話をして、好きでもない男の親の介護をする。地獄だ。

 好きでもない男の身の回りの世話をするのは職場でも同じだ。事務や秘書で無能男性のサポートを強いられる。
 優秀な女性には、事務をしてもらいたい。優秀な女性には、秘書をしてもらいたい。会社員をしていて、こう考える男性が多いことに閉口する。

ジェンダーイコールは無能な男性には都合が悪い

 男性優位社会における男性という優位性を取り去ってしまったら、無償の家事労働を提供してくれる奴隷を失う。低賃金で良質な労働力を得ることができなくなる。
 職場での女性差別を失くしたら、出世のライバルが増える。何もいいことはない。悪いことだらけだ。いろいろと都合が悪い。

自信のある男性は、ジェンダーイコールを歓迎する

 高次元の目的を達成するためには、真に能力ある仲間が必要だ。優秀な女性が無能な男性に埋もれてしまっては共に戦うことができない。
 だから真に自信がある男は、ジェンダーイコールを歓迎する。真の目的のために共に歩む真に優秀な仲間が増えるから。

フェミニストを攻撃する=「僕は本当は無能なんです」

 フェミニストを攻撃する男性たちは、彼らをたたけばたたくほど、「自分は無能です」と言っているようなものだ。

「ぼく、自信ないの。おんなのひとのフォローがないと生きていけないんだもん!だからおんのひとの地位はひくくないとだめなの!」って駄々をこねているのと同義だ。

 これに早く気付いた方がいい。とても恥ずかしいことだ。

ジェンダーイコールで男性の幸福度は増す

ジェンダー・ギャップ解消は男性のためでもある
 日本のジェンダー・ギャップ指数を向上させるには、最も足を引っ張っている政治分野と、二番目に足を引っ張っている経済分野で女性リーダーを増やしていくしかありません。
 そのためには、政治分野では前述の通り国民の意識変化が必要でしょう。そして経済分野では、各企業における「男性的な働き方の抑制」が重要になります。こうした真の働き方改革が進めば、日本の男性の幸福度も徐々に改善していくはずです。(「大きなジェンダー・ギャップの現実 なぜ女性の地位が世界最低レベルなのに、日本男性の幸福度は異常なほど低いのか」筒井 淳也2020.05.20 President Woman Website 2021年6月28日 00:33閲覧 )

 女性のサポートなくして生きられない自信のない男性諸君!勇気をだしてジェンダーイコールに取り組もうではないか。そうすることで、結果的に君たちも真の幸せを手に入れられるのだ。

終わりに

 noteを拝見していると、日本は男性社会であるという事実を否定したり、フェミニストや女性の政治家を攻撃する記事が多いことに気づく。
 だからこの記事を書いた。そのような男性には早く真実に気付いてほしい。

 長文お読みくださりありがとうございました。

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