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「読書する」かつ「思考を続ける」人と緩く繋がることを切望する会社員です

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    読書感想です。対象の書籍についての・心に響いた文章の引用・感想・関連する書籍等の引用・感想を書きます。

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「思考を続ける人間には、真贋を見極める目が備わっている。」

「思考を続ける人」と「思考停止した人」 私は考えることが好きである。いつも何か考えている。「考えすぎ!」との指摘はしょっちゅう。思考が止まらず眠れない夜もある。  こんな私だから、思考停止した人と話が合うわけがない。  思考を続ける人と繋がりたい!でもどうしたら……?  この問いに答えをくれたのがタイトルの文章だ。  思考を続ける人間には、真贋を見極める目が備わっている。本物、上質を選ぶ慧眼を身に付けることが、情報の波にさらわれない唯一の対抗策だと小山内は信じる。思考の源

    • 「私はちゃんと考えてきたよ、大人すごろく」NHKドラマ「恋せぬふたり」視聴感想~「わからないならわからないままで、自分の中でゆっくり向き合って行けばいい」~

      タイトルの趣旨のセリフでああそうかと思いました。主人公の妹のセリフです。 入学して就職して結婚して子供産んで・・・。「大人すごろく」を確実に進めることに最大限の時間と労力を注いできた人は、そうでない人を見ると腹が立つんだろうなと思いました。常識知らずで怠けてる感じがするんでしょうか。 好みの連続テレビドラマに出会えたときの喜びと言ったら!とても言葉に表せません。 今ドはまりしているNHKドラマ「恋せぬふたり」について書きます。 「日本のドラマって、必ず恋愛することが良い

      • 「ありのままの自分を好きになってくれる男なんていないんですからね」

         「校閲ガール」 (角川文庫Kindle版) 宮木 あや子 (著) KADOKAWA) (2016/8/25)を読んだ感想を書きたい。  ファッション誌編集を目指す主人公が配属されたのは校閲部。希望の部署への異動を目指して働くも、校閲の仕事の面白さに目覚めていくお仕事小説である。  女性作家によるお仕事小説(経済小説)は最高だ。辛い時に私を励ます。新たな気づきをもたらす。業界固有の知識を得られる。ストーリーも楽しめる。同性目線だから共感できる。 華やかな雑誌編集者の

        • 「立場や属性が違っても、同じ経験をしていなくても、想像力があれば人は分かりあえる」

          『モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」』(アルテイシア著、大和書房2021年)を読んだ。感じたことを書きたい。 「ヘルジャパンに生きる女子は息してるだけで偉い。そんな女子がもっと生きやすくなってほしい。」  男性社会に苦しむ全ての人々に力をくれる、痛快なメッセージ満載のエッセイだ。  差別に関する教育が重要と感じた。社会や文化をもっと学びたいと強く思った。思いを言葉にすることで、より良い社会へつながると信じる。 セクハラ・パワハラのセパ両リー

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        • 「私はちゃんと考えてきたよ、大人すごろく」NHKドラマ「恋せぬふたり」視聴感想~「わからないならわからないままで、自分の中でゆっくり向き合って行けばいい」~

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        • 「立場や属性が違っても、同じ経験をしていなくても、想像力があれば人は分かりあえる」

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          キッズも安心して聴けるロックバンド「打首獄門同好会」の魅力

           実はメタルロックバンドのヘビーなサウンドが好きだ。しかし歌詞が攻撃的で、聴けない。見た目も怖い。そんな私も安心して聴けるメタルでパンクなロックバンドが「打首獄門同好会」だ。  彼らのSOUNDはクールなのに、歌詞が安全・安心なのだ。最近知って、すっかりはまってしまった。その魅力を書きたい。  なお、私はロックに暗い。音楽に疎い。よって、「メタル」や「パンク」等の分類や、「ヘビー」等の表現が正確でない可能性も否定できない点をご了承願う。  (2021/7/14 20:3

          キッズも安心して聴けるロックバンド「打首獄門同好会」の魅力

          フェミニストを攻撃する=「僕は本当は無能なんです」

           自信がない男はフェミニストを攻撃する。真に自信がある男は、ジェンダーイコールを歓迎する。これに早く気付いた方がいい。とても恥ずかしいことだ。 なぜ自信のない男性はジェンダーイコールを恐れるのか 男性優位社会における女性というハンデを取り去ってしまったら、女性は自分たちを越えていくだろう。自分など相手にしてくれなくなるだろう。  それが分かっているから、自信のない本当は無能な男はフェミニストたちが怖い。フェミニストたちが自由に発言すればするほど、男性という既得権益を失いか

          フェミニストを攻撃する=「僕は本当は無能なんです」

          夫婦別姓へ反対する人々の理由を整理してみた

           結婚に一度失敗している私の夢は、別居婚かつ別姓婚での再婚をすることだ。  少数派なのは自覚している。「それでは夫婦の意味がない」と考える人が大多数であることも理解している。「かけがえのない人生を共に生きるうえで同居と同姓は必ずしも必要ない」という私の考えを受け入れる男性はほとんどいないだろう。もちろん、現れないため、いまだに再婚がかなわない。  私の夢は夫婦別姓制度なくしてかなわない。その前に相手が必要ではあるが。奇跡的に相手が見つかっても、制度上許されないなら再婚でき

          夫婦別姓へ反対する人々の理由を整理してみた

          「いつでもやり直せる社会にすることが大切だ」

           「読書家さんとつながりたいです」なんて言いながら、note投稿が進まない。読書系タグのついた記事と自身の記録を比較してしまった。書籍の量も質も雲泥の差であることに気づいて恥ずかしくなったのだ。  私の読書は学び直しの一環なのだと割り切ることにする。後れを取っていてもいいのだ。必要だと感じたときに出会った書籍を開く。他人と比べず、ただ自分の軸を磨き続ける。足りないものを補う。その手を休めなければよいのだ。 社会人である私の学び直し スキルアップをめざし、学び直し(リカレン

          「いつでもやり直せる社会にすることが大切だ」

          職業サラリーマンの繊細さんはいかにして組織のパワーゲームを生き抜くのか

           感受性が強いとよく言われる。「笑いの沸点低すぎ!」と言われた記憶もある。喜怒哀楽の沸点が低いのだ。コメディー映画でも泣くものだから、笑ったり泣いたり忙しい。「早く帰って休みたい」と家を出た瞬間から考える毎日だ。  上記の特性は閉鎖的な日本の組織を生き抜くビジネスパーソンにはマイナスだ。今年のGWは表題の戦略を立てることに充てた。 社内政治は「必要悪」ではなく、人間が生きていくうえで必ず遭遇する「現実」……「『課長』から始める 社内政治の教科」を読んだ 「上司に嫌われてる

          職業サラリーマンの繊細さんはいかにして組織のパワーゲームを生き抜くのか

          「お嬢さまは、謙虚に慎み深く、お相手に敬意を表現しながらも、決してご自分を卑下することはございません。」

           恵まれた一握りの層を除く多くの人が、負の感情に折り合いをつけて生きている 愚痴や悪口は言うのも聞くのも避けたいものだ。しかし、不本意にも口にしてしまうことがある。  心のバランスが崩れそうなとき、他人を低めて自尊心を保とうとする。なんと浅ましく自分勝手な振る舞いであろうか。発する都度、心身ともに醜くなっていくと感じる。  「この●$×▼%!!」と心の中で罵倒しながら、すました顔で「承知いたしました」などと丁寧なメールを打つ毎日だ。 「ネガティブな言葉でもエレガントな言い

          「お嬢さまは、謙虚に慎み深く、お相手に敬意を表現しながらも、決してご自分を卑下することはございません。」