令和4年5月28日の日記のようなもの
京都という町が好きになってきた。元が嫌いだったというわけではないけれど、僕が東京から京都に移住すると言うと周りの人が皆口を揃えて「京都は最高だ」「京都で暮らすのが憧れだ」などというものだから、僕の中での天邪鬼の気持ちが顔を出して、京都の町をまるで評論家のように品定めしてしまっていて、純粋に好きだと思えなかったのだ。
僕がなぜ京都が好きになってきたと言うかといえば、それは明確な出来事があったわけではない。というかむしろ明確な出来事を通して京都を好きになろうとすればするほどーー