いい週末だった日記

3月にようやく大学院を卒業したはよいものの、つい先日まで、どうにもやらなきゃいけないことが常にあって、せわしなく過ごしていました。ずーっと頭の隅にタスクリストが点灯しているような感覚。

元気に過ごしてるつもりではありましたが、疲労やストレスは見えないところで溜まっていたようで、頑張ってることが全部つまらなく思えるような気持ちになったりもしていました。

東京に引っ越してきて、多くの面で、日々の生活がうれしいものになりました。帰ったら好きな人が家にいてくれること、連絡すれば友達にすぐに会えること、仲の良い友達がおかえり会をしようとしてくれること。
文字通り充実した生活が送れていますが、自分にとっての「充実」が目に見えて近くにあるからこそ、せわしなくしている自分にまた嫌気がさし、なんでこんなことをやっているんだろうという気持ちになるのでした。

まあ、どうにかやることに追われる時期を乗り終えて、この週末はやっと何も考える必要がなくなりゆったり過ごすことができて、大変な充実感を感じているわけですが、そういう今の心境でちょっと前までの自分を振り返ってみると、自分が選んでやってることなのにつまらなく感じてしまうのはとても勿体無いし意味がないことだと思いました。

昨日は代々木上原周辺を自転車で走り回って、カフェやら雑貨屋やら展示やら行きたいところ全部回ってたいへん楽しく過ごし、今日は後輩カップルの結婚式に行って、旧友たちとひたすら笑って食べて飲んで楽しく過ごしました。

身体が疲れると温泉に行ったりぐっすり寝たりして回復させるのと同じように、心も疲れたら回復させないとだめですね。何にも考えず楽しく過ごして、ようやく心が元気になってきました。こうしてnoteを書いていることも、自分にとってはジャーナリングで、心のリハビリです。

それで、だんだんと、これをやりたい、これを読みたい、という気持ちが自然に湧いてくるような感じがしてきました。明日からの日々にワクワクできている感じ。ピュアなエネルギーが戻ってきました。

もうすぐ彼女が帰ってくるようです。コーヒーをゴリゴリしながら「今が幸せのベストじゃん」と思ったりしました。何かを得る幸せじゃなくて、今ここにある幸せって感じ。これがウェルビーング?

いつも焦燥感に駆られて色々詰め込んでぎゅうぎゅうな毎日にしてしまいますが、これからは少し意識的に、毎日の幸せを感じられる程度の「あそび」を作ってみようと思います。ワクワクできて、色んなものに心を深くはたらかせるための「あそび」。
最短距離でやるんじゃなくて、要不要を考えずにあちこち寄り道しながらやっていきたい。毎日の生活を、いえーい!って気持ちでやっていきたい。

そんなふうに過ごしてるほうが、ぎゅうぎゅうに詰め込んで過ごしているよりも、結果的によい方向に向かってくような気がしています。

たいへんよかったこの週末の日記。
またせわしなくなってきたときのため、備忘録。


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