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ポジティブな目で見る

 娘に勧められて見始めて、久しぶりに朝ドラにハマっています。「虎に翼」そろそろ終わる頃ですが...今日のお話はとーっても刺さる内容でした。

 英語教室や塾、学校で子どもたちやおうちの方々と関わってきて関係性が思う様にいかない方々のお悩みも伺ってきました。

 褒め育ての賛否等ありますね。私自身「褒め上手」とよく言っていただけるのですが、意図的に「褒めよう」とするのではなくてその人を「ポジティブな目で見ようとする」ことを大切にしています。ポジティブな目で見られていると感じたら、人はホッとします。安心感は全てのベースです。

 子どもたちはもちろん、私たち自身も人は誰でも「見て欲しい」って思ってる。ポジティブに自分を見つめてくれる人が一人いるだけで、安心出来る。

 ここからはドラマからは離れますが、子育て中の話として。ポジティブな見方の逆は「どうせ〜だと思ってるんだろう」とか「どうせ〜しないんだろう」というネガティブな見方です。辛そうにしている子どもたちの多くが、身近な大人からこう思われていることを感じています。

 信じることはエネルギーを使いますが「ポジティブに人を見る」ことで自分もハッピーになれる気がします。
 私の転機は、私が師匠と仰ぐ学校の先生の「子どもとは言え生まれ持った性質は変えられない。だったら、丸ごと受け止めてあげるんだよ」という言葉を聞いた時。
 親や先生はどこかで「変えてやる」と思ってるから、今のその人を否定するところから始まってしまうのかも知れません。否定されて気持ち良い人はいませんよね。
 
 その人を丸ごとポジティブに見るところから始めるんです。というか、どうせ〜だろ、という視点を外してみるんです。難しいです。そうなんです。
 なので、私も最初はその先生に伴走していただきました。毎週「今週は?ちゃんと出来た?」って聞かれて「はいっ!」って答えたら「かんぱーい」って給食の牛乳で乾杯。積み重ねで、自然に視点が変わりました。

 おまけもありました。なんと自分の視点が変わったら、周りも変わった。私が知らずの内に隠し持っていた「私も見て!」も今は満たされています。
叱る、脅す、指摘する、褒める…いろいろ方法はあると思いますが、「ポジティブな目で見る」も選択肢に入れてみてください。
 きっとあなた自身の気持ちが楽になっていきます。

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