夫が亡くなるんじゃないか… という不安と小1の私
同じような不安感にさいなまれてる方は
いらっしゃるでしょうか…
なんのこっちゃという人も多いかな(^^;;
私のこの不安感は、
自分の子供が大きくなるにつれ
大きくなっていきました。
どうしようもない不安な感覚なんです。
ふいに亡くなってしまうということを
どうしても考えてしまうんです。
そして、
どうしようもない悲しみがきて、
残された子供の気持ちを思うと
胸がしめつけられます…
思考が現実化する!と知ってますので
その感覚になると消さなきゃ消さなきゃと
慌てて上書きするように
歳を取っても夫が健康でいる様子を
イメージしたりしていました。
脳がひまなんだ!
というのも知っていましたので、
忙しく過ごしたりもしました。
けれどそれっきりになることはなく…
考えたくはないけれど、
何度となく現れ、
あふれる感情はちゃんと見てほしいと
言わんばかりでした。
なぜこの感覚になるかは
実は自分でもわかっていました。
でも、1人では解消できずにいました。
その理由は、
私の父が亡くなったことです。
私の父は37歳で亡くなりました。
当時歩道のなかった国道を
暗いときに歩いていて、
交通事故に遭いました。
即死でした。
私は小1、姉が小6の秋のことでした。
その場所は家の近くで、
今でも人型の白線を思い出せます。
そこを通るとしばらくの間残っていて、
本人より小さいなと思いながら見ていました。
誰が置いてくれてるのか
しばらくお花が置いてありました。
そんなリアルさは覚えていますが、
これまで、父の死は
私のトラウマではないと思っていました。
悲しくて悲しくて…というのは
もっとあとになってからは覚えがありますが、
当時はあまりありませんでした。
父が亡くなったその後の私の様子も、
特に落ち込んだりすることもなく、
それまでと変わらなかったそうです。
(大人になってから
当時の担任の先生に聞きました)
父が亡くなってすぐ、
家に人がたくさん集まっているとか
会う人みんな口々に声かけてくれるとか
たくさんの人が泣いているとか
そういうのを見て、
大変なことになったんだなー
という感覚でした。
地元のTVのニュースでもうつりました。
同級生の何人かが担任の先生と一緒に
お葬式に来てくれました。
いとこが、ひいてしまった方に対して
怒り叫んでいて、おばに止められていました。
それらをただ眺めていた…
そんな感覚でした。
父の生前の印象は、
ユーモアがあり職場で信頼されていて、
家では寡黙にお酒を飲んでいて、
休みの日は
仕事の大型車に乗せてくれたり、
どこかに連れてってくれたり、
とても優しくて
怒られた記憶は一度きりでした。
もちろん恨みの気持ちなんてないし、
ただそうなってしまった出来事の一つ
長い間そんな感覚でした。
なので、トラウマになっていると
思ってたわけではないんです。
話を始めに戻します。
自分の子供が小1になると、
同じようなことが起きるのではないかと
不安でたまらなくなっていました。
秋になる前にこの感覚をどうにかしなければ…
そう思って、カウンセリングを受けました。
人に話すというのは初めてでした。
すぐに涙が出てきていました。
言葉にして声に出すということで
よりつらい感情がわいてきました。
夫が亡くなってしまうんじゃないか…
子供がつらい気持ちになるのがつらすぎる…
私も悲しくて廃人になってしまいたいけど、
子供がいるからそんなわけにいかない…
子供の支えにもならないといけない…
誰か…助けてほしい…
父に助けてほしい…
と思っていたことがわかりました。
そして、初めて安心して感じていきました。
セッションは長くなるので割愛しますが、
言葉にならない思いを
引き出してもらいながら、
最後には父とたくさん対話して、
大好きな思いを伝えて、
楽しい時間を過ごして
父も私も笑顔になることができました。
そして、それからは
夫が亡くなるんじゃないか…
という不安感から解放されました。
考えることも全くなくなりました!
子供も小学2年生になりました^^
セッションで先生が話してくれた言葉。
「つらい出来事があったとき、
つらい…ってわかるのは
何かを失った感覚を
実感として感じたときなんですよ」
今思えば、大好きな父が亡くなったのに
悲しくないはずないですよね。
幼くて理解ができるまでに
時間がかかっていたからですよね。
人の死というものを初めて身近に知ったのが
父の死だったのですから…
父が亡くなって何年か経ってからの記憶に、
布団の中で静かに号泣していたのは
覚えています。何度かあったかな…
なんとなく、
家族に言ってはいけないって
悲しくさせてはいけないって
思ってたので、ただ泣きながら寝る…
そんな感じでした。
出来事から時間が経って出てきた感情って
自分も周りも癒しようがないから、
そのままあきらめて、
未消化で残ってることって
けっこうあるんじゃないかなと思いました。
特に幼い子供の頃って、毎日のように
初めてのことが起きてるんですよね。
誰かの死とか大きな出来事だけではなく、
初めての場所、人、食べ物、、、
初めて怒られたり、
初めていじわるされたり、
初めて思う通りにならなかったり、、
弟妹が生まれたり、
親と離れることがあったり、、
大人から見てたいしたことではなくても
ショックを受けてるように見えなくても
その後に何度も感情として
追体験するようなことに
なることもあるんですよね。
大人になってからの不快な感情は
そんな子供の頃の未消化な思いが
再生されているんですね。
その感情をもってるのがつらいときは、
ぜひしっかり見てあげてほしいなと思います。
それから、
思考が現実化するとか脳がひまとか
先に書きましたが、
〝これらはしっかり癒されたあとの人が
できるものなので、
安心して先に癒されてください〟
とカウンセリング中に言われています。
自分が原因なんだと思いすぎると
ここで自分責めに入る人も多いんですよね。
私もその1人だったので、よくわかります。
もし心当たりがある場合は、
自分は癒しが必要なときなんだなと
思っていただきたいと思って書きました。
このカウンセリングのあとに
セラピスト養成講座で学びました。
この癒しがスタートになって
何度か父に対する感情がわくようになり、
自分で何度も対話して癒していきました。
もっと苦しい感情とも
向き合うことができました。
事故のとき、
痛くてすごく苦しかったんじゃないか…
という心配をもっていたんです…
そのときのことは、
またいつかお話できたらと思います。
人生100年時代。
このときのことが糧になって、
誰かのお役に立つことができるときが
あるのかもしれないなと思っています。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました(=´∀`)
アーユルヴェーダだとカパの多い私は
この梅雨時期が大の苦手…
エアコンのドライ様々です。
綿麻や麻の服がサラリと着れて大好きです
(๑˃̵ᴗ˂̵)
体力も少し落ちやすいですので、
ご自愛くださいね^^
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