今夏、映画製作に至るまで

小さな頃から楽器と漫画と映像制作と音楽制作に携わってきまして今でも総合した生業で生きながらえています。

少々ふり返らせて頂き、、、
小学生から映画にはまり夢は映画監督でした。
小中高とあれこれやってたもので将来の夢は？と聞かれては時には漫画家、ミュージシャン、作曲家、と想い馳せていました。
ニューヨークへ留学、日本で映像の専門学校を卒業後、再びニューヨークを拠点に映画の製作に携わっていました。

その頃より早15年は経ったか。
その間フリーランス（写真、映像、音楽業）で生きていけるようになったが
時は新型コロナウィルス蔓延拡大。
自身も順調に波に乗っていた仕事案件やスケジュールは全キャンセル。
今頃は北海道に長期滞在のはずが。。。
島根県のスタジオハウスにて終わりなきのんびりライフを余儀なくされもちろん収入はゼロに。

島根県スタジオハウスにて自粛こもりの様子は漫画「ナミカゼロード」にて紹介。

ナミカゼロード(エッセイ漫画)｜桑原　宙｜note

でもね、考えに考えてみました。
作ってきた予定が全て飛べば長期の自由時間が生まれるのです。
長期を要する自分が出来るクリエイションとは？
ずっとやりたかった事。
映画製作です。

アーティストの撮影やイベント、ミュージックビデオ、郷土ムービー、企業モノ、行政モノ、自主作品などはさんざめく映像製作してきましたが子供の頃夢描いていた映画製作が今ここにて創作活動できる運びになったのです。

もちろん世の不幸を深く忍びつつ、今は与えられた時間を大切に活用しています。

各機材メンテやカスタマイズを済ませ、ロケハン～脚本～美術～レコーディング～衣装～プロップ～出演者さん達との会議や許可関係も通り、ようやくプリプロダクションを経て漕ぎ出しました。
先日ようやくクランクイン！

最近は島根県も大雨につきロケ日は次々延期ですが、、、
今日は雨の音を気にしながらもサントラレコーディングでした。

撮影期間は７～８月。
その後はポストプロダクション（編集や音楽、効果音、アフレコ、納品、宣伝、、、）です。
完成後は全国映画祭コンペティションへ出展予定。
また、全国各地での上映も致したく考えています。
すでに製作取材のお話も頂いており心はやります。

現在はなかなか息つけない日々ですが今できるクリエイションを駆け抜けていますよ。
映画製作成立までのプロセスやノウハウは完成前につき語れませんが、以後記事にしたいと思っています。

ロストワーククリエイターの映画製作。
動向はまたに。