最近の記事

自分の敵は自分かもしれない

パソコンの前でキーボードをカタカタとしているのは勿体ない気もする気持ちの良い季節。私にとっては一年の中で一番過ごしやすく気分も上々。 いつもより寛大な心持ちで居る自分、いつものメンドクサイ星人にも休暇を取ってもらい、アレコレ動けてしまう自分に、環境にどれだけ影響を受けやすい人間なのかと改めて思う。あぁ、常春の国に移住したい。 人間キャリアの半世紀を目前に控えて、繰り返す日々の中、見ないフリをしてきた「なんだかな~」という思い。 例えるならばポップコーンの皮が喉に張り付いてい

    • 身だしなみとお洒落

      人とのファーストコンタクトで第一印象を決めるカギとなるのはやはり視覚から得る情報であろう。服装や持ち物、表情を「見られたい自分」のように外観を整えることは特に第一印象操作においては有効であると、頭の片隅に置いておいて損はない。 とはいえ、「見せたい自分」「見られたい自分」を視覚的に表現するといってもおしゃれと身だしなみは別物だと社会で生きるなかで学んだ。 この国では服装を含めた外観の整え方や立ち居振る舞いに『TPO(Time=時間、Place=場所、Occasion=場面)に

      • 夜型人間はダメですか?

        今日は4月1日。 日本人的には、1月1日に次いで気持ちを新たにするにはもってこいの日だ。 3日坊主を責めずに新しい自分に向けてチャレンジをしてみたい。 それは「朝起きる」。 私は幼い頃から夜型人間だと自覚がある。 幼い頃、子どもながらに眠れず、パタパタとめくれていく時計を眺め、60数えた時1分進んだら成功!という、体内時計・体内リズム感を鍛える謎の遊びをしながら夜を過ごし、夢中になるあまりより眼が冴えるという非常にバカげた夜を幾度となく過ごした。 しかしながら、そんなことを

        • 私のアンテナが錆びていた件

          「最近何かいい事あった?」こう尋ねられた時、思い切り考え込んでしまった私が居た。決して私が嬉しそうにウキウキしていたからそう尋ねられたのでは無く、英語でいうならば「What's Up」。 ただ単純に「最近どうよ?」と近況を聞かれただけのこと。 だというのに、なんとまぁ「いい事かぁ…これといって…うーん…」と考えた挙句、「別に~」と会話をぶった切る回答しか思い浮かばない自分に落ち込みながらも、かろうじて「そうねぇ~」と何とか最近の出来事を話した。 私は他人様が「へぇ~!」とた

          自己観察のススメ

          私にはかかりつけの歯医者というものが未だ無い。 とは言え、歯のトラブルが無い訳でもない。 数カ月前、初めて訪れた歯医者で「嚙む力が強いですねー」と言われたのだが、そんなことは他人と比べようもなく、また今までの人生で自分の噛む力についてなど考えた事すらない私は「へー?」としか思わなかった。 今回は歯の治療を通して自分の無意識の行動を知る事になったお話。 鏡を見れば自分の姿形くらいは見れるけれど、自分の内側のこと、思考や行動のクセなどは意識してみなければ知らないままだ。 自分の

          自己観察のススメ

          自分の機嫌くらい

          抗がん剤投薬からそろそろ1週間。 口中口内炎でザラついている+味覚もバグっている時期だから 食べるのも飲むのもシンドイ。 食に関心は高くないのがせめてもの救いかもしれないけれど、 飲むものも水さえ苦いとなればため息くらい出てしまう。 まぁ、あと数日でコーヒーが飲みたくなることだろう。 明日の私に期待するとしよう。 そんな時期にいる私は機嫌がすこぶる低空飛行。 食事時だというのに、食べれない飲めないともなると、 つい仏頂面を下げてため息をつきたくなる。 「はぁ・・・」と。 3

          自分の機嫌くらい

          食事からの自愛

          私は食へのこだわりはあまり無い方だと思っている。 「何食べたい?」と聞かれることは非常に悩ましい。 希望を聞いてくれているというのだから、ジャンルとかメニューとかを答えるのがいいように思うけれど、それが難しい。 とは言え「なんでもいい」という回答だけはしないと心に決めているから何かは答えるし、心の底から何も思いつかない時は「お任せしたい」と委ねる。 自分から誘う時も気軽に同じ質問をする訳で、そこまで深い問いでは事も承知はしているが、私の周りには自分が食べたいものがはっきりして

          食事からの自愛

          見守る強さ

          冬眠とは『動物が活動をほとんど停止したまま冬を越すこと』(日本大百科全書より)。日々の生活活動はしているけれど、今の私はそれに近い。 抗がん剤治療中のため、投薬後はハーフのゾンビ⇒クォーターゾンビ⇒人間というサイクルで日々を過ごしている。 約2人に1人と推計されているがんはもはやもはや国民病とさえ言われる現代ではあるけれど、さすがに3回目の手術、治療となると少々うんざりする。 2006年に最初のがん、2020年に別のがん、そして2023年に転移が見つかるという経過をたどり、

          見守る強さ

          ワタシのスタートライン

          半世紀近く“ワタシ”をやってきたというのに、 困ったことに未だ以ってよくわからない。 私が”ワタシ”のプロフェッショナルでいたいと思いながら迷走街道爆走中。 前ではなく、足元を見ながら全力疾走、時折冬眠。 そして、人生3度目となる冬眠中の今、改めて”ワタシ”を知りたいと思い、 その手段としてnoteを始めることにした。 こうして書き始めた今、フォーマットの「記事タイトル」の欄を見て、 少々おののいている”ワタシ”が居る。 なぜならば「記事」なんていう立派なものが文字化できる

          ワタシのスタートライン