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【放任主義の3つのメリット】「放任主義」と「ほったらかし」は全然違う!

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディーです。

今日は「【放任】と【ほったらかし】の違い」について投稿します。

結論を先に伝えます。

【放任主義の3つのメリット】

①子どもが個性を発揮できる
②好奇心が満たされ、学ぶ機会が増える
③自分で考えて行動できる

先生としての経験と参考記事をもとに、メリットを3つに厳選しました。

今回の記事では、
・「放任」と「ほったらかし」の違い
・3つのメリットの内容
・「過保護」について思うこと

について紹介していきます。

✅子育てに悩んでいる方
✅「放任主義」ってどうすればいいの?と思っている方
✅わたしのしていることは、「ほったらかし」じゃないかなと心配な方

こういった方向けの内容です。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

参考にした記事はこちら↓

▼「放任主義」と「ほったらかし育児」

「ほったらかし育児」は、その名の通り何もしません。

子どもが何をしていようが、ほったらかします。

「放任」は違います。

【子どもが助けを求めたときに、手を差し伸べる育児】です。

参考記事を引用して、放任主義の実践例を紹介します。

❶ まずは子どもの様子をうかがい、自分で取ろうとしているなら見守ります(自分でとれたらここで終了です)。
❷ できなくて泣いたり、ママのほうをチラチラ見たり、ママを呼んだりしたら、そのときに初めて「どうしたの」と声をかけます。そして「このおもちゃがほしいの?」「おもちゃがとれなくて悔しいね」などと気持ちを代弁します。
❸ 気持ちを代弁したら、「ママにとってって言おうね」「ママを呼んでね」などとどうしたら助けてもらえるかを具体的に伝えます。そして、「はい、どうぞ」とおもちゃをとってあげます。
❹ 最後に、「おもちゃがとれなくて困っていたね。でもママに教えてくれたから、ママわかったよ。困ったときは呼んでね。ママが助けるね」と、いつも見守っていること、いつでも助けることを伝えます。
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/20219 より引用

「放任主義」と聞くと「ほったらかし」と混同しがちですが、実は目をかけ、気にかけて子育てをします。

ポイントは、「子どもが助けを求めに来るまで手を出さない」

これが「放任」と呼ばれることにつながります。

▼放任主義、3つのメリット

両者を比べると、「放任主義の方がいい」と感じてもらえると思います。

ここからは「放任主義」の3つのポイントを深掘りします。

①子どもが個性を発揮できる

「放任主義」だと、子どもが自分をひとりの人間として認められていると感じます。

自分の意志を大切にされていることを、実感できるからです。

自分を大切にしてもらえれば、自分に自信をもてるようになります。

すると、「自分らしさ」を発揮しやすくなります。

②好奇心が満たされ、学ぶ機会が増える

あれこれ口を出されないので、自分のやりたいことができます。

好奇心が満たされた子どもは無敵状態です。

ときには失敗もあるでしょう。

でも、満たされた状態なら、それすらも学びに変えられます。

③自分で考えて行動できる

自分で動くことを前提に成長しているので、当然、自分で考えて行動する力が伸びていきます。

指示待ち人間ではなく、自ら課題を作って、仮説を立てて、行動できるということになります。


▼過保護は親の自己満足

ここまで「放任主義」とそのメリットを紹介してきました。

ここからは対極にある「過保護」について紹介して、終わります。

先ほどの「おもちゃを取って欲しい子ども」を例にします。

「過保護」の人は、子どもが自分で取ろうとしているのを見ると、すかさず取ってあげます。

子どもに困らせません。

全てを満たしてあげます。

こうすると子どもは、「助けてもらって当たり前」という考え方になります。

親は、「いい親」をしている気持ちになります。

過保護のまま育った子どもはどうなるのでしょうか。

助けてもらって当たり前

家の外で「困ったこと」が起こる

誰も助けてくれない

どうしたらいいかわからない

周りに怒りを感じる
or
怖くなって外に行かない

こんな未来が待ち受けています。

ある程度の困難は、成長するために必要です。

その辺はこちらにもまとめてあるので、よかったらお読みください。

いかがでしたでしょうか。

放任主義で過ごすための注意点などが参考記事にあったので、そちらも要チェックです!

少しでも、子育てのヒントになったら嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊

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