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夜中になると不安になる

現在時刻、午前2時37分。
私は今、猛烈な不安に襲われている。

エアコンも切った6畳ほどの部屋で、PCのタイピング音だけを響かせている。
ほぼ無音の静寂が耳に轟音を立てている。
シビリアンには致死量だ。

はてさて私は一体何に不安を抱いているのだろうか。
思いつくことと言えば、通勤時に言語学習をサボったことによる罪悪感か(罪悪感も不安とは親戚関係くらいの立ち位置にいるのではないかと思っている)、資格勉強をせずYouTubeを観てしまったことによる近い将来への不安か。

しかし、ふと思った。
今、強い心配事や悩み事があるから心が不安状態に陥るのか?
夜が心を不安状態に歓迎するから、昼間気にならなかった心配事や不安事を引きずり出すのか?
どっちが先なんだろう?

私の見立てとしては、基本的に後者である場合が多いように思う。
だって私は、つい23:00くらいまでは不安なんて知らず家族と音楽談義をしていたから。かわいーねかわいーねと言いながら犬の肉球にクリームを塗っていたから。

これについて、絶対心理学だか精神学で何かしら書籍が出版されてるだろうと思いGoogleに頼ったが、まったくそれっぽいものが抽出されない。
目にする書籍や記事は、すべて前者に関わる「不安で眠れない人へ」系の内容ばかり。

CHIGEEEEEE!私は寝ようと思えばいつでも眠れたのだ。なんなら今週寝不足だし。

現在時刻、午前2時58分。
私の求める本、ぱっと出て来いよォォォォォォォと独りごちたのが10秒前だった。


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