受験生と悩める親の話
今日は真ん中っ子の次男くんの話です。初登場です笑
なぜ今まで話題にならなかったかというと、
不登校だった大学受験を控える長男と、学校行きたくない小学6年生の末娘に挟まれ、
至って平和に?学校生活を送ってきたからです。
学校も部活のサッカー部も、ほとんど休んだことはありません。
友達関係で悩んだこともほぼないそうですし、学校の面談などでも、褒められこそすれ、注意を受けた記憶もありません。
そんな次男くんの唯一の悩みは、お勉強が嫌いなこと😅
人として尊敬する
ここは完全に親バカだと思って読んでいただきたいのですが、次男くんは本当に、外では気が利くらしいのです。
(あ、家でも結構な優しい男ですが笑)
学校では、進んでお手伝いをしてくれるとか、人が嫌がる仕事も黙々とやりますなどと、先生方によく言われてきました。
これが、褒められたくてやるという感じではなく、さりげなくやるそうなのです。
保育園時代から、年下の子のめんどうもよく見ていたようで、泣き止まない年少さんと、ずっと手をつないで歩いてくれるのよーなどと、言われていました。
卒園文集の親からの手紙に、私は、「○○のことを、人として尊敬している」と書いたくらいです。
すみません、ほんとに親バカで恥ずかしいのですが、続けます😁
家では、それなりに反抗もしましたし、兄貴と激しい喧嘩もして私にも随分怒られましたが、そうやって発散もしていたのでしょう。
ですが、なんというか、楽天的というか、あまりひどく悩まないし、人を悪く言うのも聞いたことがないんですよね。
そんな次男くん。
ついに中学三年生の受験生となったわけですが、なかなか勉強に身が入らないまま、ここまで来てしまいました。
楽天的と言いましたが、高校について、この時期になっても、どこでもいいし入れるところでいい、という感じで、一向にスイッチが入る気配がないのです。
自動的に勉強してきたタイプの親としては
私自身を振り返ってみると、定期テスト前は、まあ少しでもいい点数を取りたいくらいの気持ちで取り組んできたかなあと思います。
大方の人は、そんな感じだったのではないでしょうか。
特に勉強が好きでもなかったけれど、どちらかと言うと負けず嫌いな性格で、自分なりのモチベーションをもってやっていた気がします。
一方、穏やかで人と比べるようなこともない彼なのですが、さすがに、この時期それでいいのか?と、親としては考えてしまいます。
馬を池に連れて行くことはできるけれども、水を飲ませることはできない
夫も子どもに関わる仕事をしていて、毎日塾へ行って頑張っている同世代の子どもたちを見ているので、かなり歯痒い思いのようです。
昨晩も、いよいよ高校見学に行かなければ、という話の流れから、自分で勉強ができないなら塾へ行くように!としつこいくらい勧めていました。
説教ではないけれど、かなりの圧。
私は、そこまで言うか?と正直思いながら聞いていました。
夫は、何故そこまで”いい"高校にこだわるのだろう?
少しでも上位の高校へ行くことで、進路の選択幅も広がる、そうすれば、職業の選択幅も広がる。
この数ヶ月の努力で、人生の選択肢が広がる。
そりゃ、いい高校いい大学に越したことはないかもしれません。
でも、本当にそうかどうかは、誰にも分かりません。
苦労したとしても、彼の人生です。
転ばぬ先の杖で、親は、この方が幸せだろうと決めて導こうとします。
私も、試験勉強前は静かな集中できる環境へ連れ出したり、こんな風にやるといいよというアドバイスをしたりはしてきたつもりです。
塾も本人が行ってみると言うので行かせましたが、期待する効果は得られず。
もうここまで来たら、
馬を池に連れて行くことはできるけれども、水を飲ませることはできない
この言葉が私の頭をよぎります。
最終的には、彼が自分で決めてやるかやらないかしかない。
私の妹は、彼についてこう言います。
あんないい子はいない、人として立派なのだから、勉強できなくたって、ちゃんと生きていくよ。そんなに勉強、勉強って言ったら可愛そうだよ。
確かに。
勉強さえできればいいのか?
長男のときは、中学を不登校のまま卒業し、高校へちゃんと通えるかという段階からのスタートで、勉強やら大学に進学できるかの心配どころではなかったはずです。
中学校ちゃんと通って、サッカー部も休まず頑張って、友達とも上手くやっていて先生にも褒められて、彼にばかり多くを望みすぎていないか?
勉強できなくても、全うに生きている、素晴らしいじゃないか!(半分開き直ってきました笑)
究極のマイペース
そんな彼もいいじゃないか
彼は、ある意味非常にマイペース。
夏休みの宿題も、終わる前日の24時間でほぼ全て仕上げたという、究極の後回し型。
もちろん、私なりにあの手この手で促しては来たのですけれどー
そんな彼なので、まだまだ、なかなか、追い込まれていない、モチベーションが上がらないということでしょうか。
今後、あの夏休み明け前日のように、直前に、もの凄い追い込みを見せるかもしれません。
それでも、のらりくらりでも、毎日勉強はしているんです。
全く投げ出さずに、少しずつでも努力しようとしている。
それだけでも偉いじゃない。
学校で出されたレポートや宿題は手を抜かずにやっている、偉いじゃない。
このおかげで、テストの点数以上の成績をもらってる気がする。上等!
今の彼なりの努力を認める。
学校で精一杯頑張ってきてるのだから、それを認めよう。
毎日笑顔で夕飯を食べさせよう。
馬の池の話もそうだし、北風と太陽だったら、私は太陽になりたい。
人として尊敬できて勉強もできたら、そりゃいいでしょうが、彼のよさは他のものには変えられません。
父ちゃんにいっぱい説教された分だけ、私は彼の精一杯の味方になろう。
いよいよ高校見学にも行き始めるし、彼が、今後どんなふうに受験を迎えるのか、ある意味楽しみになってきました。
しかも、中学はサッカー部の息子ですが、高校はバレーボールもいいなんて、突然言い出しました。
球技大会でキャプテンやって楽しかったそう。
高校の楽しみもちゃんと見つけてるじゃない。そんな話から、やる気出るかもしれない!
今回はなんだか大した結論も出ませんが、とにかくうちの子はいいやつでいい!それでいい!
そして
勉強嫌いな息子
という思い込みで親が見ているうちは、そういうふうにしかならないのではないかな。
後は信じて、気持ち悪いくらいの笑顔で、後ろから応援しようっていう決意ができました笑
息子が猛烈に勉強し出したら、ここで速報でお伝えしたい気分です。
はい、現役の先生も、我が子を思い通りにすることは出来ませんし、子どもが秀才の訳でもありません。
それでも、うちの子達は、なかなかいい奴に育ってくれてる!
そう思えるだけで、母ちゃんは幸せです。
この記事の終着点が、正直分からないまま書き始めてしまいましたが、最終的に幸せな気分になりました😊
そう、子育てには母ちゃんの笑顔、余裕が1番!という無理矢理な結論付けでした。
あ、もしかして、私が究極の楽天家なのか!?
というわけで、今夜はこの辺にしておきます。
お読みいただきありがとうございました⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
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