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理想の家を作る#2 リノベーションで拘ったこと4選

平屋のリノベーションが着々と進んでいます。

今月末には引き渡し予定なので、
今から完成が楽しみです。

ぼくも妻も、拘りが強いタイプなので
リノベーションをするにあたり、
これだけは譲れない!
って思う部分がありました。

本日はリノベーションをするにあたり、
拘ったことをご紹介します。

お互いの拘りを形にする

ぼくも妻も拘りが強いので、お互いの譲れない部分や理想の空間を、徹底的に話し合いました。

とは言っても趣味も感性も似通っているので、
著しく意見が対立することはありませんでした。

言うならお互いの"感覚の棚卸し"をしました。確認作業に近いかもしれません。
玄関はこうしたいけどどう?いいね!そう思ってた!
といった具合で、お互いのやりたいことや家の理想を話し合って決めていきました。

①玄関は土間収納

広い玄関って憧れませんか?

玄関は、2人がちょうど横に並んで靴を履けるスペースを確保できて、自転車を置いたり棚に靴を並べたりお出かけ前に全身をチェックできる鏡を置いたり来客用のアウターを吊るせるラックコーナーを設置したりなど、見せる収納に強い憧れがありました。

だから、玄関は土間収納にしました。

リノベーション前は、玄関の横に壁を隔てて6畳ほどの部屋がありました。前の所有者さんが
物置部屋に使っていたみたいです。

その部屋の壁をぶち抜いて、玄関と繋げることが可能だったので、憧れの土間収納が実現しました。

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②リビングには敢えて筋交いを残す

実現したいリビングのコンセプトは、"開放感溢れる趣のある空間"です。

リノベーション前の間取りは、リビングとキッチンで6畳ほど。
隣に6畳ほどの仏壇があった部屋があるので、壁をぶち抜いてリビングと繋げました。

キッチンも広くしたので、合計18畳ほどのリビング・ダイニング、キッチンとなりました。

リビングには敢えて「筋交い」を残しています。筋交いを残すことで、趣のある雰囲気を演出してくれます。いい味を出しています。職人さんすばらしい。

筋交い(すじかい)とは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材である。「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース (brace) とも呼ばれる。
Wikipediaより

壁をぶち抜いて「筋交い」を残すことで、"開放感溢れる趣のある空間"を実現することができました。
現場の職人さんたちには感謝しかないですね。

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③リビングの壁は漆喰で統一

漆喰の壁って聞いただけで、おしゃれですよね?

漆喰は「呼吸する壁」と聞いたことがありました。調べてみたところ、漆喰は湿度が高い状態だと水分を吸い取り、湿度が低くなると水分を放出するという、湿度の調整機能を持っているようです。

この事実を知ってしまった以上、我が家にも漆喰の壁を迎え入れたい!ということとなり、リビング・ダイニング、キッチンの壁周りは念願の漆喰で統一しました。

ちなみに漆喰は、塗り方によって表情が変化するらしく仕上げパターンの種類が豊富らしいです。

ぼくと妻は、平らで綺麗な波打ってない種類がよかったので、凹凸のない平らに塗っていただきました。
ここでも職人さんの腕が光っています。
しなやかなコテさばきに見惚れてしまいました。

④トイレの壁は鮮やかに

我が家はグレー、ブラウン、ホワイトといったアースカラーをベースにリノベーションしています。床や壁、天井はもちろんのこと、洗面所のタイル壁やキッチンの床などもグレーです。

ぼくと妻の好きな色がアースカラーなので、家にもふんだんに取り入れています。

しかしアースカラーは、ちょっと渋いイメージがあるのも事実です。
そこで、トイレくらいは明るくしよう!
ということで、トイレの壁紙を思い切ってピンクにしました。

ピンクといっても、パステルカラーのド派手な色ではなく、グレーが混ざったピンクを選択しました。
落ち着いた色の中にも、遊び心が欲しかったのがグレーピンクの決め手です。

トイレの床の木目がヘリンボーン調なので、壁と床で充分な遊び心を取り入れました。
壁をピンクにして本当に良かったと思っています。

妥協ポイントも必要

拘りの一例をご紹介しましたが、リノベーション打ち合わせを経て感じたことは、妥協ポイントもしっかり受け入れて設定しないといけないな、ということです。

リノベーションに限った話ではなく、家作り全般に言えることですが、予算の兼ね合いがあります。
理想のお家のイメージがしっかりとあるのは、とても素晴らしいことです。
それだけ家作りに前向きな証拠です。

だからこそ、妥協ポイントもしっかり決めておく必要があります。
果たして本当にいるものか?と、自分へ問いかけてみて、取捨選択することも大切だと感じています。

ぼくの場合だと、暖炉がまさにそうです。

暖炉のある暮らしに憧れて設置したかったのですが、諦めました。
暖炉のメリット・デメリットや設置費なども調べたくった結果、本当に必要なものではないと判断しました。
逆を言えば、諦めてしまうくらい脆い憧れだった、ということです。

なまけもののひとりごと


現実的な問題として、どうしても金銭問題が発生します。
何があれば満足なのか、不満足なのか。

家作りには、妻との話し合いだけではなく、自分自身との話し合いも必要だと感じました。


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