子どもが家にずっといる夏休みを、「妄想有休」で乗り切る
一般的に、子どもがいる家庭では夏休みなどの長期休みは、ハードかつ気が重い期間ではないでしょうか。
もちろん、我が家も例外ではなく…
高校生になったから楽になるかと思いきや、
・ご飯へのクレームがより細かくなるため、手抜きが難しい(先日は、「桜エビの目がこわくて食べられない。目の部分を切ってくれたら大丈夫」という、味以外の理由で桜エビのみ残されました)
・私が仕事に集中していても、同じ部屋(我が家はリビングがお互いの仕事&勉強部屋でもあります)でガンガン音楽かけたり歌ったりディズニープラスでドラマをみたりされる(お互いの休憩時間がまったく合わない)
・ずーっとスマホをみたり、昼寝したりしてダラダラしているのを目の当たりにしているとだんだんふつふつとイライラが溜まってくる…
・そして定番の「3食を用意し続けなければならない」(暑いしメニューが浮かばないしで週2回は冷やし中華に頼ってしまいます!)
などにより、まだ8月前半ですがすっかり疲れています。
同じように疲れている、お子さんのいる同僚と先日、slack上で「妄想有休」をとってみました。
わたし
「娘がいる日に休んで、どこか別のところでのんびり読書などしたい…と、時々、妄想休日を楽しんでおります」
同僚
「あーー、自分もこっそり休んで、映画を見たり好きな事をしたいってよく妄想します」
わたし
「夏休みの子どもがいる親対象に、全国的に夏休みがほしいですよね。
国が借りてくれたホテルでのんびりできるのです…
ご飯もでてくるのです…
という妄想もしていますw」
↑ここでは、「夏休みを無事に終えた全国の子育て中の家を対象に、国が宿泊先のホテルもその間の子どものケアもセットで一泊の有給休暇をくれる」という壮大な妄想をしています。みんなで休めたらいいなあ、そのために頑張れるなあ、と。
同僚
「日差しがキラキラしてるけど、空気が冷たくて綺麗な湖がある高原がいいなー」
わたし
「ああーー素敵…
のーんびりしたいですね…スマホもパソコンも見ない!
とれたての野菜をシンプルな味つけで食べたり、ゆっくりお茶を飲んだりしたいなーー」
同僚
「身も心も健康になれますね…」
このあたりから完全に、妄想有休の世界にどっぷりハマり、すっかり楽しくなってきます。
わたし
「岩盤浴とか、足湯とか…
そして、畳の部屋でゴロゴロ〜」
同僚
「いぐさの良い匂い〜」
わたし
「気づいたら寝落ち…
でも起きたらご飯が運ばれてくる〜
妄想有休楽しいですね!」
同僚
「お腹が減ってきました!」
わたし
「新鮮なお刺身! 蒸し野菜!」
ここまでやりとりして、なんとなく自分の脳内を「いま、楽しい有休を過ごしてきたんだよ」とだまして楽しい気持ちになったら成功です。
頭の中では本当に、足湯に浸かったり畳の部屋でゴロゴロしながら漫画を読んだり、部屋で舟盛りを食べたりしています。ああ、楽しかった。
思えば、仕事が今よりもっともっと忙しく、残業多め、あまり休んでいなかったときも、よく妄想で有休をとって、表参道の自然食品のお店で(妄想で)お昼ご飯を食べたり、(妄想で)お茶を飲んだりしていました。
妄想はココロを助けてくれるなぁ、と改めて思います。
「自宅で延々とダラダラしている高校生にうっすらイライラし続ける夏休み」は、こんなふうに妄想の力を借りながら乗り切っています。