花太郎/なまけるための片付け

会社員、ライター・編集者。ときどき整理収納アドバイザー。 モノや仕事・家事、心を「片付ける」ことで、もっと上手に「なまける=楽に、機嫌よく過ごす」ことができ、心地よく生きられるのではないかと思っています。

花太郎/なまけるための片付け

会社員、ライター・編集者。ときどき整理収納アドバイザー。 モノや仕事・家事、心を「片付ける」ことで、もっと上手に「なまける=楽に、機嫌よく過ごす」ことができ、心地よく生きられるのではないかと思っています。

最近の記事

旅のもうひとつの楽しみは「荷造り」

先日、2日春休みをもらって、高1を無事に終えた娘と2泊3日の旅行に行ってきました。 去年(2022年)は春、夏、冬の3回、娘と小旅行へ。 あまりに旅慣れしていなかった(出張以外、他県に行くことがなかった)わたしも、やっと旅を楽しめるようになってきました。 (娘は小学生のころから元夫と毎年必ず旅行へ行っていたので、わたしよりはるかに旅慣れしています。旅先でもとっても頼りになります) 2泊3日という決して長くはない日程でも、予定は入れすぎずのんびり過ごします。 「これだけは行

    • 移住をせずに「移住したように」暮らす

      自然豊かな地域に移住した同僚、友人たちからよく聞くのが、 「好きな場所に住み、自然に囲まれてストレスがなくなったことで、仕事がはかどるようになった」 ということ。 話を聞いていると、わたしもいつか移住したいな〜、という気持ちがぼんやりと生まれます。 でも。 あれ、わたしも最近すごく仕事がはかどるようになっているな…。 そもそもわたしは、今住んでいる街が大好き。 緑道があり自然が比較的多いので、名所にお花見や紅葉狩りに行かなくても、地元で満足してしまうほどです。 コロナ

      • 「パーティー(出社)」には脳内DJが必要になった

        最近のわたしは、心身ともに元気です。 思い当たる理由はいくつかあり… ・ピラティスのレッスンを受ける回数が格段に増えた ・娘のお弁当生活が始まり、作り置きのおかずを食べるようになったので食生活が安定した(&ストレス解消に食べていたおやつが激減) ・出社していた時に比べて、寝る時間が1、2時間早くなった ・リモートワーク中心の働き方になり、ほぼ人に会わなくなった など。 最初の3つももちろんとても大きいのですが、心が疲れていない理由は、おそらく最後の「ほぼ人に会わなくな

        • 夜中にハグを求める娘をきっかけに「お願いごとをされたら、サッとこたえた方がいい」と思った

          高校生の娘は現在春休み中。 先日、この記事で「職場の人と時差がある」と書きました。 そして今、家庭内でもかなりの時差が発生しています。 春休み中、娘は寝たいだけ寝ている日もあるので、それぞれの活動時間は以下になります。 わたし:朝型 5時~22時 娘:夜型 9時~1時 朝はいいとして…問題は夜です。 わたしはたいてい、娘より早く寝てしまうのですが、ちょうど熟睡している時間帯(0時~1時)に、これから寝る娘にたたき起こされます。 娘: 「ぎゅーしてよ」 わたし: 「

          「着たい」と「似合う」は違う 自分に似合う服を知る

          コロナ禍の約3年。わたしの服生活はこんな感じでした。 リモートワークの日 春・秋・冬に着られる素材で、着心地がとても良くて気に入っている3着(色違い)のニットとスカート2着またはデニムの組み合わせ。 自宅で仕事する日はデニム、地元駅周辺のカフェやコワーキングスペースで仕事する日はスカート。 月・火・水に着て、水曜日の夜におしゃれ着を洗うので、木・金もほぼ同じ組み合わせです。  出社の日 出社か、地元駅周辺より遠くに出かけるときは、「外出用」の服を着ます。 こちらもスカー

          「春なので」を口実にして

          ある日のピラティスレッスンにて。 インストラクターさん 「私は普段、黒や青など暗めの色が好きなんですけど…。 春なので、 じゃ〜ん(とネイルした手を見せてくれながら) 明るい色にしてみました!」 水色とピンクのネイルが、春らしくて素敵でした。 さらに…。 (羽織っていた上着を脱ぎ、肩甲骨の動きを見本に見せてくれながら) 「お腹大丈夫かな…ちょっと最近食べすぎちゃって… 春なので」 春のご飯やおやつ、おいしいもんね…。 この「春なので」という言葉がなんだかいいなと思

          「今の自分、ちょっと性格悪いかも?」と感じたら、体を整える

          最近思っているのは、 「性格って、実は心ではなく、体の性格なのでは?」 ということです。 先日、ピラティスのハードなレッスンを受けたあとに、少し体に違和感(と痛み)がありました。 「まあ、そういうこともあるか。わたしの動き方が悪かったんだな」 と思い、そのまま過ごしていたら…しばらくしてから、まんまと心に影響が出ました。 具体的には、職場の人からちょっとトゲのあることを言われただけで、過剰に反応してしまうようになったのです。 すごくすごく腹が立つ、またはダメージを受けすぎ

          高校生の服、爆買い→ファッションショー→クローゼットの見直し

          娘が高校生になってから、新たに我が家に加わった習慣があります。 それは、中間・期末テスト後に「おつかれさまの買い物」に行くこと。 「○○ちゃんデー」 と名付け、某スーパーの「お客様感謝デー」のようなテンションで「○日に○○ちゃんデーやるよ!」と事前に決めて開催しています。 定期テスト後は季節の変わり目にぶつかることが多いので、ある意味、新しい服を見に行くにはちょうどいいタイミングでもあるようです。 先日も、学年末テストが終わった娘と買い物へ。 今回は、娘が欲しいと感じ

          ノーマスクの世界は情報量が多い、と思った日

          来週3月13日から「原則としてマスクの着用を推奨することはせず、個人の判断に委ねる」となりました。 その日まで、あと数日となったある日。 久しぶりに出社しました。 すでに、街中や電車内でマスクをしていない方をちらほら見かけます。 うんうん、来週からはこんな風にノーマスクの人が増えるのね。 と、思いながら駅のホームを歩いているとき…ふと、 そうか、今すれ違っている人たちがみんな顔丸出しになる可能性があるのか。 と、思ったら内心ちょっと怯えました。 な、なんか…情報量が

          「変わっていく自分に合わせて定期的に見直し」本棚の整理

          できるだけモノを持たないことを心がけている我が家ですが、本の量だけは、もしかしたら多めかもしれません。 そして、ちょっと心がくたびれたとき、わたしはまず本棚の前に行きます。 「今の気分に合う本はどれかな」と選んでパラパラとめくるついでに、本棚の見直しもするのが大好き。心が落ち着きストレスを洗い流せる時間になっています。 わたしの本棚は、仕事や勉強をするためのテーブル横にある、4段×4列の本棚とキッチンにあるカラーボックスの一段の2か所です。 (娘用の本棚は別に2か所あり

          服をお直しとクリーニングに出すのが好きな理由

          わたしは、 ・服のお直し(丈詰め、破れたところをつくろってもらうなど)をしてもらうこと ・冬服やおしゃれ着をクリーニング(しみ抜き含む)に出すこと が好きです。 ほつれているところを直してもらったり、クリーニングできれいにしてもらったりした服たちは、それまでの少しくたびれた様子から、パリっと復活してなんだか元気になったように感じます。 人にたとえるなら 「温泉でゆっくり静養してお肌がツヤツヤになって帰ってきた」 感じ。 長年着ていた服なのに、新しい服を買っていないのに

          ピラティスで「どんな体を目指している?」への答え

          2010年から続けているピラティス。 今では「お風呂に入る」「歯磨きをする」と同じくらい、体のメンテナンスのために必要なものです。 そして、わたしにとって「本を読む」「文章を書く」のと同じくらい、 ・日々を心地よく過ごすために必要 ・自分と向き合える時間 ・その時間があることで、心と体が安定する ・自分の「軸」を支えてくれているもの となっています。 いわゆる「趣味」とは、ちょっと違う位置づけかもしれません。 最近、改めて、 「はて…わたしは何のためにピラティスを

          心の中で始まる「のんびりしていいか判定するレフリー」への言い訳タイム

          ある土曜日。 高校に向かう娘と一緒に家を出て、8時半からピラティスレッスンを受けてから、近所のファミレスで朝ご飯を食べました。 (焼き魚定食に目玉焼きをつけるのが好きです) 食べ終えたら、そのままドリンクバーでお茶やコーヒーを飲みつつ、読書やドラマ鑑賞などしてのんびり過ごします。 ああ、しあわせ…。 と、心から感じるひとときです。 この時間のために、日々の仕事や家事を頑張れていると言っても過言ではありません。 でも。 次の瞬間、心の中で言い訳タイムが始まります。

          我が家のうさぎと、8年かけてやっと心が通じた(気がする)

          今年で8歳になる、我が家のうさぎ。 うさぎのすべてが飼い主にめちゃくちゃなつく(まとわりついてきたり、抱っこされたまま寝るなど)わけではないようで、基本的に我が家のうさぎは、 「基本的にほっといて。そんなになでなくてもいいから。 でもこちらが求めたときにはなでで、オヤツをちょうだい。 あと、定期的にカゴから出して遊ばせてね。」 という感じのマイペースさです。 なので、「ツンデレ」の「ツン」97パーセントの我がうさぎ。 わたしがほぼ世話をしているので、 「カゴとか掃除しな

          「朝型」と「夜型」には約3時間の「時差」がある?

          わたしは小学生のころから5時起きしていた(そして夜は20時に寝ていた)、生粋の朝型です。 今働いている職場は、10時から仕事を始める人が多く、業界的にも夜型の人が多く…特にリモートワークになってからの平均的な仕事のリズムは、 わたし: 4時半〜5時起床 7時ごろから仕事開始 18時ごろにいったん終えて娘と夕飯やお風呂など (お風呂後に仕事の続きをやることも) 職場のひとたち: 8時くらいに起床(の人が多そう) 10時くらいに仕事開始 21時ごろに終える人が多い こう見

          1LDKでの2人暮らしで毎日「ひとり時間」をつくる方法

          我が家の間取りは1LDKなので、家にいるときのほとんどの時間を、高校生の娘と同じ空間(リビング)で過ごしています。 そうなると、家で1人になれる時間はお互いほぼないわけですが…。 コロナ禍の自粛時間にずっと一緒にいた期間を経て、今は朝と夜に「ひとりの時間」を持つことで、あまりストレスなく暮らすことができています。 ・朝のひとり時間 わたしは毎日、娘より2時間くらい早く起きています。 お弁当作りや夕飯の支度、洗濯などを終えたら、身支度(メイク)をしながら好きなドラマを15分