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ブランドの強さは、解釈の深さと比例する

先日ふと、
数年前にお世話になった
大先輩の※経営者さんからの
アドバイスメモをまじまじと
振り返ってみました。

※60歳以上の資産10億円以上の方

すると、
当時は何も感じなかった
アドバイスでも、

今の自分の考えや価値観の
フィルターを通してみると
グサグサ刺さる言葉ばかりで、
共感の嵐が吹き荒れました(;´∀`)

僕も少しは成長しているんだなぁと
しみじみと感じながらも、
やっぱり人間はいろんな経験を
通してみないと本質的なことって
理解できないんだなぁと改めて感じました。

そこで今日の本題。
ブランドの強さは、解釈の深さと比例する。という話。

僕は主にWEBマーケティングが
主戦場のビジネスになるのですが、
まぁWEBの世界は日々新しいトレンドを
生み出そうとする言葉で溢れています。

◯◯マーケティング、とか、
◯◯ファネル、とか、
◯◯コーチング、とか、
このように新しい名前の販売手法が
次々と生まれているんです。

一見すると新しい風に見えるんですけど、
中身を見ていくと結局は昔の経営者が
大事にしてきた本質にたどり着くのがオチです。

もちろん、
新しい名前をつけることが
悪いと言いたいわけでは無いんですけど、

結局は先人の知恵や格言に行き着くので、
最初から自分の頭で試行錯誤していけば
もっと生産的になれるんじゃないかなと
個人的に感じるわけなんです。

冒頭でご紹介した経営者さんに
当時おすすめの本を聞いたとき、

「僕、本読まないんだよね。
 強いて言えば、孫子の兵法かな。」

と言われました。

そこで当時の僕は、
孫子の兵法の格言集を
買ってみたんですけど、
まぁ抽象度が高くて難しい…💦

でも言葉のひとつひとつを見ていくと、
結局は僕が今感じている本質的だと
思っている事象と同じことを言ってるんですよね。

だったら、
最初から孫子の兵法とか、
吉田松陰先生の格言集とか、
そういったものを参考書にすれば
誰でも成功できるんじゃないかと感じるんですけど、

そこに行き着くまでの解釈の深さが
必要になってくるんですよね。

この解釈の深さは、
自分自身の経験を通してじゃないと
なかなか身につかないということは、
脱サラして7年ほど経った今になって
ようやく気付けるようになりました。

治療院専門のマーケターの先輩が
いるのですが、
治療院の店舗運営を経験していない
広告代理店が適当なコンサルを
している現状を見て、

自分で店舗運営していないコンサルタントが
現場の治療家さんたちの
本当の痛みを知るわけがない。
そんな人たちが治療家にアドバイスしても
何も説得力が無いでしょ。

と言って、
身銭を切って自分の店舗を作り、
何ヶ月も赤字を作りながらも
業績を右肩上がりにしていきながら、
今では億超えも狙える治療院を作っています。

どの業界にも、その業界特有の
見過ごされている闇があるものです。

本当は心の中では気になってるけど、
誰も指摘しないし、深く考えようとせず、
ただただ利益優先のラクな手法に頼っている。
→そしてこれが衰退の一歩目だと気付いていない

ですが時に、
その業界の違和感に対して、
誰よりもモヤモヤとかイライラを感じて、
自分なりの解釈でビジネスを展開する
ブランドが現れるものです。

アンチテーゼを姿勢で示しながら、
最終的にはちゃんと結果を出せるブランドが、
長く生き残っていくと僕は確信しています。

当たり前にある常識やトレンド的な手法に、
何も違和感を感じずに思考停止になっていては、
個人でも企業でも、
そのブランドの未来は無いんじゃないかな。と、
僕は感じるんです。

かく言う僕も、
長く思考停止になっていたので
偉そうなことは全く言えないんですけどね…💦

ちなみに僕は、
売れたら正解!みたいな
瞬間最大風速を狙うような販売手法を
取り入れがちなWEBマーケ界隈が
個人的にあまり好きじゃありません。

そういうモヤモヤがありつつも、
ではどうやったら自分らしく、
洗練された売り方と魅せ方が
できるようになるのか…?

これを追求することが、
今の僕の行動指針になっています。

あなたのビジネスは、
どんな業界のモヤモヤと闘っていますか。

これを機に、
ぜひ考えてみてくださいね!

今回のnoteが、
好奇心と品格あふれる
ビジネスオーナーの参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで。


ブランドプロデューサー
中園諭史


人で選ばれるMyブランドの作り方
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