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だらけた時に、お腹に力が入った本。松浦弥太郎さんの「おいしいおにぎりが作れるならば。」

自分が何を感じて、何を考えているのかわからないまま人生を生きる。結構こういう人は大人になっても多いと聞きます。自分のことがわからないから、他人ともうまくコミュニケーションが取れない。コミュニケーション能力が弱い人は、大抵自分のことがわからないことが原因です。ともかく、自分が何を感じて、何を考えているかに意識を集中させること。人生そして暮らしを豊かにするヒントはそこに見つかります。

『しごとのきほん くらしのきほん』を枕元に置いている弥太郎ヘビーリピーターな私。『暮しの手帖』も大好きです。

やはり心がクサクサしたときは、松浦弥太郎さんに限る…と改めて思った一冊。

この、なんとも言えない読後感。
「浄化された」っていう感覚が一番近いのか、「スイッチが入った」と説明すればいいのか、「背筋が伸びる」と言うべきか…

第2章「友だちのつくり方」、大切にしたい。

p188 どんな小さなことからも学ぶという心持ちは、日々の暮らしと仕事をあたたかいものにしてくれます。そして、そんな心持ちは好奇心というちからによって支えられています。

p227 素直でない人は、どんなにえらくて優秀であってもだめだ。大人になればなるほど素直さを増さなくてはならない。
そしてまた、絶対にえばってはいけない。どうしてもえばりたければ山にでも行って一人でえばっていなさい

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