新規設立サッカークラブが、Jリーグを目指す意味。

世の中にはこんなにもたくさんサッカークラブがある中で、
2020年7月に作ることを決めた、COEDO KAWAGOE F.CというサッカークラブがJリーグを目指す意味があるのか？

クラブHP：　https://c-kawagoe.com/
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先に書いておくと、
僕らのゴールはJリーグクラブを作ることではない。
さらにいうと僕ら自体がスポーツクラブで稼ぐことでもない（稼ぎたいのであれば、もっと儲かることはいくらでもあるし、スポーツクラブなんて絶対にやらない。笑）

未来を変えたいなら、ビジネスでは結果を出すことが大事だと思う

何事もそうですが、
結果を出さないと始まらない世界というのはかなり大きくあると思います。

例えば僕自身がリクルートを退職して起業して、
スポーツ向けSaaSである「FutPark」を作った時にも、『そんなの無理だ』『競合は15年以上やっていて、シェアを50%ほど持っていて無理だ』そんな声はたくさん聞きました。

「FutPark」もリリースから1年経って、
会員数も順調に伸び、会員数も10万名近く、70施設ほどの施設に導入いただき、損益分岐点も超える見込みが立ち、ここから事業として勝負できるフェイズとなってきました。

そして、この状態になった時に、
リリース時に周囲で「どうせ無理」って言っていた人から何か言われることは無くなりました。

この構造はいたってシンプルで、
周囲が見てもある程度結果が出てきて、「こいつならやれるのかも？」と思われたからに他ならないと思います。

SHCで感じたJクラブへの違和感

僕自身、Jリーグの主催する「SHC」に通わせていただき、たくさんのリアルを学ばせてもらいました。

Jリーグの職員が感じる課題、スポンサーに依存するJクラブの収支構造の課題、Jリーグクラブの組織構造の課題。いろんな課題を感じました。

そしてSHC修了後、Jクラブの課題をなんとか解決していきたいと思いました。
と思った時に、じゃあこのままJクラブに入るのか？と言うと、正直僕が下から入ったところで、なんもできないと思いました。

それは僕自身の能力うんぬんの話はもちろんありますが、
それ以上に組織的な課題やクラブを取り巻くステークホルダーとの関係性など、僕云々を抜きにした要素が大きすぎて、僕のやりたいことをやるには20年くらいかかるんじゃないかな？と思いました。

なので、少し遠回りになるかもしれないが、
まずは3年。自分でスポーツ業界（サッカードットコム株式会社というサッカーカンパニーで事業を作ってます。会社としてはIPOを目指しています。）の中にいながらも、結果を出し、結果を持ってJクラブに経営層として入るということを50歳までにやり遂げようと思っていました。

新規設立クラブで、スポンサー収益に頼らない収益構造を作る。そしてそれを世の中の正解にしていく。

先ほどの「FutPark」の件同様、
新規に作ったサッカークラブ「COEDO KAWAGOE F.C」でも、結果出すことができれば、それは世の中の正解になっていきます。

COEDO KAWAGOE F.Cの事業面に関して言えば、
「スポンサー収益に頼らない収益構造を作ること」が1つのまずゴールです。
数値的に言えば、常時スポンサー収益は全体の売上の20%以下にはしたいです。（現状Jクラブはスポンサー売上の割合は大体50%〜60%ほどはあると思います。）

ここをまずはなんとか試行錯誤しながら作っていきます。

COEDO KAWAGOE F.Cにおける僕のミッションは

・3年で年間売上3,000〜5,000万の予算規模に
・パートナー（スポンサー）売上は常時全体売上の20%以下に
・3〜5年で川越特化オウンドメディアを100万PV/月規模へ

積極的にパクって欲しいし、スポンサー収益に頼らないビジネススタンダードを僕らで作る

— 中島涼輔 / スポーツを心躍る産業に (@nakaryo716) December 1, 2020

Jリーグを本気で目指すというのは実際容易いことではないと思います。

例えば、スタジアムはどうするんだ？選手は誰をリクルートするのか？下部組織はどうするのか？などなど課題は山ほどだと思います。

が、サッカーに関しては僕や代表の有田にゆかりのあり、大好きな街である川越で、僕らは正真正銘本気でJリーグを目指します。

最初からスタジアムとはいきませんが、
僕個人の考えでは3年以内にまずは人工芝のサッカーフルピッチを川越に作りたい。その方法を今具体的に模索し始めています。

人間できないことができるようになるから楽しいし、
難しいことをみんなで乗り越えるのが快感だし、
誰かの役に立って感謝され、僕らが誰かの夢になれたらにとても嬉しい。

COEDO KAWAGOE F.Cに、最初にユニフォームパートナー（スポンサー）企業になってくれた企業さんが「僕の夢の1つはJリーグに上がったチームの試合を全国のスタジアムで奥さんと一緒に周ること」っていうめちゃくちゃ熱いメッセージをもらった。誰かの夢を僕らに託してもらえるのは本当に嬉しかった

— 中島涼輔 / スポーツを心躍る産業に (@nakaryo716) December 1, 2020

僕らのサッカークラブに初めて、企業でパートナー（スポンサー）となってくれた企業の社長さんからこんなメッセージをもらいました。
なんとかこの夢を叶えたいですね。

チーム、事業一丸となってやっていきましょう。

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