人はめんどくさがりだからこそ、知っておくべきこと
フリーランスマーケターの中山あかりです。
企業様向けに、BtoBマーケティング全般のご支援や、MA運用戦略立案~運用代行などをさせていただいてます。
MA(マーケティングオートメーション)についての詳細は、以下の記事もご覧ください↓↓
マーケティングの仕事をしていると「人間って本当にめんどくさがりな生き物だよなぁ…」と思うことが多々あります。
もちろん、私も含めて。
人は本能的に慣れた行動を好む傾向があり、新しいことに挑戦するのはめんどくさいと感じるものなんですよね。
以前、コチラの記事で書いたのですが↓
「3つのNOT」という言葉があって、お客様は基本的に「読まない」「信じない」「行動しない」というお話をしました。
だからこそ、まずはお客様に信頼してもらえるよう、お客様のお悩みを解決できるような情報を提供して、コミュニケーションを取り続けていくことが根本的に大事だと上の記事では書きました。
今回は、信頼してもらった後「めんどくささをいかに乗り越えて行動してもらえるようにするか」のお話をしてみたいと思います。
その前に、このお話をしようと思ったキッカケをお話しますね。
私は個人向けの発信として、Instagramもやっています。
インスタマーケティング施策の1つで、投稿の中で「××の詳しい資料が欲しい人は「資料」ってコメントしてね」等と誘導し、コメントした人に対してDMで自動で資料を送信するという手法があります。
インスタのアルゴリズムは、エンゲージメント(いいねやコメント)が高い投稿を優先的に表示するので、コメントを促すことで投稿の可視性が向上するため、そういった手法を取り入れている方もいます。
このやり方に関しては、賛否両論分かれる部分ですがね…。
手法の賛否の話はさておき、誰が考えたのかは分かりませんが、この誘導はマーケティング視点で非常に参考になるな~と思ったんですよね。
基本、人間はめんどくさがりなので、次のアクションへの腰が重いんです。
例えば「このフォーム10項目に入力してください」とかだったら、なかなかハードルが高くて、動く人は少ないですよね…。
でも「資料」とコメントするだけであれば、簡単に3秒で出来るので、腰が軽くなる感じがしますよね。
このやり方を見ていて、「出来る限り簡単に、工数をかけないように」次のアクションを取ってもらうように誘導していくことが非常に大切だよな~と改めて感じました。
前回の記事でも書きましたが、メールから商談に繋げたければ「詳細ご希望の方は【オンライン相談】と一言送ってください」等と、明確に簡単なアクションへ誘導していく方法も1つ。
また、フォームの入力項目もなるべく少なく、自由形式ではなく出来る限り選択式にするなど、とにかく手間をかけさせないようにするのも大事ですね。
この記事を書いていて思い出しましたが、以前メルマガで資料を送った際に「1クリックでダウンロードできます」という文言を入れたら、クリック数が通常の4倍くらいになりました。
このような形で「簡単30秒で登録完了」「1クリックで購入できます」等といった文言を入れるのも有効だと思います。
私たち人間は、無意識にめんどくさいと思っているので、この心理を押さえて、なるべく手間をかけずにハードルを下げて、お客様に次のアクションを起こしてもらえるようしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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