見出し画像

小さなことから、ひとつずつ  〈幸せになっていいんだよ〉

なんでも小さなことから始まっていくし、小さなことから変わっていく。
こんな小さいことやっても…って思ってしまうような小さなことからなのだと思う。
私が日々いつも思っているけれど、まだ取り組めていない、
「運動しなくちゃ」「深い呼吸ができるようになりたい」とかも、たとえば数回のスクワットとか、数回の深い呼吸を続けていくことから始まる。
(だからやらないと!と自分に言い聞かせている。笑)
 
すごく小さなことに思えても、自分の内側できらっと光るようなこと、
“したい”って本当に思えるような何か。
それを続けていくことが、自分自身を創っていく。
 
小さなことすら出来ないときが多くありました。
寝逃げみたいに、ただただ寝て過ごすような時期が、私は過去に長くありました。
病気の症状で、自分が何かの行動をすることが人に害を与えてしまうんじゃないか、というような加害恐怖強迫観念が強くあったのでいたし方なかった、、、
よい医師や専門家の方にもなかなか出会えなかったのでひとりで悩んでいました。
(もし読んでくださる方で、そのような強い不安や強迫観念で苦しめられて動けない方がいたら、ぜひ自分で自分を応援して、ほんの少しだけ動いてみてほしいなと思います。その強迫観念が本当ではないから。)
 

*よかった本の紹介
『病気が治る人の予祝思考!』 著:ひすいこたろう 三浦直樹

最近この本に元気をいただきました!
コピーライターのひすいこたろうさんと、自然療法のクリニックをされている医師の三浦直樹先生の対談の本です。
タイトルにある“予祝思考”とは「未来の喜びを先取りする」考え方”なのだそうです。
たとえば朝、「今日もいい一日で元気に過ごせました!」って先に言ってしまう、みたいに先に祝ってしまうんだそうです。願いが叶ったときの未来のワクワクした気持ちを、今この瞬間に味わってしまう。そうすることでそういった未来が出現するのだそう!
 
この本では予祝思考のお話以外に、がんや難病の患者さんが病気をきっかけに、喜びや幸せに気づいて本来の自分を生きられるようになった、自分の命を輝かせて生きられるようになった、病気はそのための気づきだった・・・
そういったエピソードがたくさん書かれていて、こころを動かされ、元気をいただきました。
大きな病気をされている方に比べたら、私の悩みは本当にちっぽけで、感謝できることはたくさんあるのです。
 
本の最後は「あなたは幸せになっていいんだよ」という章で締めくくられています。
三浦先生のクリニックではスタッフの方に、患者さんに変な気を遣わずに、にぎやかに楽しそうにしてもらっている、よく笑ってもらうのだそうです。そうすることで患者さんに笑顔がふえるのだそうです。
病気にもかかわらず、笑っていると、楽しいことがやってくる、と三浦先生は書いておられます。

“楽しむこと”“笑えること”“幸せを感じて生きること”…
10代の頃から、心の病気など、うまくいかない状態が延々と続いてしまい、私は苦しみしか見えなくなって過ごしてきてしまいました。
なんで?と外側のせいにしてきたけれど、“幸せになっていい”と自分で自分に言ってあげる必要があったんだな~と、思いました。
そして今からでもちゃんと自分に言ってあげようと思います。



友人が作ったおいしいケーキ。
友人の手作りおやつや実家のご飯、すごく疲れた日に食べる晩ご飯とか、
本当においしくてちからが湧いてくる。
いろんなことでいつも頭を忙しくしてしまうけれど、
大切なことはそんなふうにシンプル。


最近読み返そうと思って、近くに置いている、
吉本ばなさんの『ミトンとふびん』
(谷崎潤一郎賞を受賞されました!)
お花みたいな松ぼっくりは、ずっと前にもらったもの。