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2024年 53冊目『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇 』

アメリカでこんなことが起きているのですか?

ちょっと信じられなかったです。

なぜ、このような事を認めるのか、それが良い事なのか。

全く理解できないです。

でもそれが現実なんですよね。

以下にこの本を通してアメリカで起きていることを残しておきます。

従来のトランスジェンダーは、2~4歳で自分の身体への違和を感じている。

ところが、この本で対象にしている「トランスジェンダー」になりたい少女たち」は思春期ごろでありタイミングが大きく異なっている。

彼女たちは、インフルエンサーとコミュニティに影響を受けているケースが多い。

彼女たちが処方されるテストステロンは、生理が無くなるが、子宮内膜発育不全等副作用が大きい。

そして、インフルエンサーやコミュニティでは、その副作用にはほとんど触れない。

しかも公立学校では、彼女たちがこの処方をうけるのを親の許可なしで受けられるようにしている。

彼女たちがトランスジェンダーであることを学校の監査委員会に告白したら、親に対しても厳重な守秘となり、親はある日突然乳房を切除したいと娘に言われる事態が起きている。

乳房切除や陰茎を付けるといった「男性」になるための手術や薬には保険適用がされる。

そして、それにかかる費用は非常に安価。

カウンセラーの話の進め方も通常とは異なっている。

離婚したいとカウンセリングに来た人に、(その理由や背景を聞かずに)離婚の仕方を教えるか?

摂食障害で相談に来た人に(その理由や背景を探らずに)アドバイスをするだろうか?

トランスジェンダーの場合は、すぐに薬の処方、手術の仕方を教えるのが普通になっている。

「本人がその気になればいつでも薬の服用をやめて戻せる」というが、その頃には子宮発育不全や生理が回復しない、乳房が切除されて、戻せない可能性については言及しない事すらある

▼前回のブックレビューです。

▼PIVOTに出演しました。よかったらご覧ください。

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