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2019年 78冊目『実践するドラッカー(思考編)』

※2019年にfacebookに投稿されたブックレビューです。


現在学んでいるエッセンシャルマネジメントスクールはドラッカーも参考にしています。
マネジメントで学ぶことがたくさんあるからです。
私自身も大好きです。


新人の研修には経営者に贈る5つの質問に回答するというのをテーマにしていたりします。
この本も参考になるところが満載です。
メモしたところを残しておきます。


自らの強み ・仕事の仕方 ・価値観を確認する
・優れた仕事は何か
・一生懸命やった仕事は何か
・一生懸命やらなかった仕事は何か
・お粗末な仕事や失敗した仕事は何か
・集中すべきことは何か
・改善すべきことは何か
・勉強すべきことは何か

教訓
・目的とビジョンをもって行動する:ヴェルディの教訓
・神々が見ている:フェイディアスの教訓
・一つのことに集中する:記者時代の決心
・定期的に検証と反省を行う:編集長の教訓
・新しい仕事が要求するものを考える:シニアパ ートナ ーの教訓
・書きとめておく:イエズス会とカルヴァン派の教訓
・何によって知られたいか:シュンペ ータ ーの教訓
・七つの経験 すべてが 「本 」か 「人 」から影響を受けた
・すべて実践している


顧客の立場に踏み込んで考え抜く
・仕事に慣れれば慣れるほど 、つい過去の経験や成功をもとに 、顧客はこういうものを求めるだろうと思い込んでしまいがち

・お店に足を運んでない顧客をどのように振り向かせるか 、そのためにどんな商品が必要か

あらゆる組織が三つの領域における成果を必要
・直接の成果
・価値への取り組み
・人材の育成

成果は 、行動なしに手にすることができません
・成果ではなく努力に焦点を合わせる 。
・組織や上司が自分にしてくれるべきことを気にする
単に調理をするのではなく 、美味しいという顧客の笑顔を思い浮かべながら料理をつくる 。

なすべき貢献は 、最高の状態で料理を提供することであり 、
もっといい食材を探すことであり 、
調理の腕を上げること

直接の成果の例
・年間受講者数
・卒業生の数
・世界的スイマ ーの輩出数

価値への取り組みの例
・水泳を通して心身ともに健康 ・健全になってもらうこと
・一人ひとりが貢献に寄与しているか 。
・そうした個人が連携して成果をあげているか 。
・私たちはいま一度 、このことを確認しなければなりません

なすべきことを明確にする
・必要な知識やスキルを磨く = 「自己開発 」と 「人材育成 」
・行動する = 「チ ームワ ーク」
新しい任務で成功するうえで必要なことは 、卓越した知識や卓越した才能ではない 。
それは 、新しい任務が要求するもの 、
新しい挑戦 、仕事 、課題において重要なことに集中することである

方向を間違えれば 、いくら量をこなしても 、その努力は水泡に帰してしまう

状況が何を求めている
・いま 、ここで何を求められているのかを 、ゼロから考え直してみてください
「ゆっくり 」と 「低く 」は違うといいます 。
高い基準を目指してゆっくりでも少しずつ進むことが 、結果として高みへと導きます 。
「低い基準 」を次々とクリアしても 、たいした山は登れません 。
わずか数十年前までは 、ほとんどの人にとって 、自らの強みを知っても意味がなかった 。
生まれながらにして 、仕事も職業も決まっていた 。
(中略 )ところが今日では 、選択の自由がある 。
したがって 、自らが属するところがどこであるかを知るために 、自らの強みを知ることが必要になっている 。

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