2018年 58冊目『最強のシンプル思考』
面白かったですね。
冒頭に次の言葉があります。
シンプルさは、ビジネスにとって最強の武器になる。
カスタマーをひきつけ
従業員のモチベーションを上げ
競合他社を引き離し
効率的な仕組みを生み出す。
ただし、シンプルにするのは大変な仕事だ。
それでも、シンプルは企業に驚異的な成長と活力を与え、
複雑化の泥沼から抜け出す力となる。
ドッグイアーをつけた個所をメモします。
・ミッション:アップルにしかない、魅力的で価値あるソリューションを顧客に届けること。
・スタブハブはファンのためのサービスです。この自由の国で、購入者と販売者の双方がそれを有益に感じるなら、ファンはチケットお金を交換する権利があります。
・健康を指示し、考えを整理することは、ビジネスに長期的な影響がある。
・アップルストアの大きさは、GAPの平均的な店舗と同じくらいにすることが決まった。そう決めたことで、他に決めるべきことも自動的に決まった。賃料はいくらくらいで、その店舗ではどのくらいの利益を上げる必要があるかなどだ。店舗の大きさは、内部の仕様や店舗に足を踏み入れた顧客にどのような印象を与えるのかをといった要素を決めるスタート地点となった。
→スーモカウンターでも同様のことを決めました。
・スティーブ・ジョブスは特定の仕事にだけ時間を割くという進め方をしていて、プロジェクトは1つづつ着手しました。アップルがモバイル端末に着手したとき、スティーブはそれだけに時間を割いていました。
・ペプシの景品としてMAC3000台のコンピュータを販売するのは、これ以上ないほど魅力的な話だった。営業役員が利益に目がくらんだのも頷ける。しかし、ウイルハイト(マーケティング担当)はNOと断った。
・(そのころ、アップルは)マイクロソフトから1億5000万ドルをかりたばかりで、ブランドを再構築していました。メディア露出と3000台の売上を断れるCEOが多くいるとは思えません。(営業担当役員はジョブスに直談判したが、ウイルハイトの判断を承認し、感謝した)
・スティーブはアップルを「バカみたいなシンプルな方法」で変貌させたという。
・誰が何を担当しているのかとても明確になりました。
・1998年iMacを発表したイベントで、4種類のコンピュータを除くすべての製品から完全撤退すると発表した。
・フォーカスとシンプル
・スカンクワークスを率いたケリー・ジョンソンのモットーは「バカめ、もっとシンプルにせよ」だ
・人はありとあらゆる選択肢を検討したいのではなく、適切な選択肢の中から意思決定をしたいと考えている。しかし、企業は選択肢の量を追求しがちだ。
・反対意見を主張しないならばコミットせよ。
・議論は推奨するが、誰もが最終意見に従うことを求める。
・リーダは全員、データから知見を得られることに同意していた。しかし、ビジネスのシンプルな運営には直観が必要不可欠だと口をそろえていた。
▼前回のブックレビューです。
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