2016年 52冊目『若者と労働』
独立行政法人労働政策研究所の濱口桂一郎さんの本です。
先日読んだ『日本の雇用と労働法』も良かったですが、この本も若者を取巻く問題点の全体像が把握でき、学びの多い本でした。
ドッグイヤーをつけたところを書いておきます。
●仕事に人をはりつける欧米型のジョブ型労働社会ではスキルの乏しい若者に雇用問題が集中するのに対して、人に仕事をはりつける日本のメンバーシップ型労働社会では若者雇用問題はほとんど存在しなかった。
・欧米企業の採用原則は「必要な時に、必要な資格・能力・経験の