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2016年 50冊目『インドと日本は最強コンビ』

日印の架け橋になっているコンサルタントのサンジーヴ・スィンハさんの本です。
インドの名門大学インド工科大学を出てインドの会社、投資銀行、日本の証券会社などを経て京都大学の顧問をされている方です。



インドの様々なティップスを知る事ができます。

例えば
・インドでは人間関係でビジネスをするので、手っ取り早くショートカットする人が理想で、真面目にコツコツの価値観は理解できない。

だからケネディ大統領の名演説も理解できない。
国のために頑張るって何?

・自分の稼ぎを大きな家や大きな車、高級な時計で見せるのが常識。
金持ちが質素な生活をしていると、貧乏なんだと思われ、そのように扱われる。

また、インド人エリートから見た日本の良いところを知る事ができます。
・カリスマがいなくても素敵な社会を作っている。
・失われた20年と言うけれど、次々にビルが建ち、便利になっている。
・日本の若者はとても頑張っている奴が多い。
インドの即断即決と柔軟性、日本のリスクマネジメント計画性は補完関係にあるので、一緒にビジネスをすればとても大きなパワーを持つ事ができる。

とても参考になりました。

▼前回のブックレビューです。

▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。


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