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なぜあの人はいつも否定をしてくるのか

こんばんは。

周りに、いつも否定をしてくる上司や同僚・友人などはいないでしょうか。おそらくそういった方と出会ったことがある方は多いかと思います。

そして、単なる知り合いであれば関わらなくすれば問題ないですが、職場で一緒に働く方にそういう人がいた場合、なかなかすぐに離れることは難しく、ストレスや自己否定が強くなるなど様々な弊害が生まれる可能性があります。

今日は、”否定をしてしまう人”はどういう思惑があるのか・・・に関する私の考えと、個人的に有効かと思っている対策についてお話します。

否定をする人の思惑は何なのか

まずこれです。

よく聞くウソ

『あなたのためを思って言ってるんだよ』

これはよく聞くやつです。
確かに本質を捉えた上でそのようなアドバイスをしてくれる方はもちろんいますが、ほとんどの場合は”ウソ”です。

本質を捉えた上で、本当に意味のあるアドバイスをくれる方は、不思議と感覚的にわかるものです。そして、そういう人に実質的に否定をされたとしても、受け手側は”否定された”と捉えず、”いいアドバイスをくれている”と自然と捉えています。

なので、『あなたのためを思って言ってるんだよ』と口先では言っていても、そのように感じない方の多くは、何かしらの裏の思惑がある可能性が高いです。

じゃあ、どんな思惑があるのでしょうか。
今までいろんな方を見てきましたが、下記のいずれかが多い印象です。


裏の思惑とは?

  • 上司という立場のため、何かアドバイスをしないと仕事をしていないと思わるから、それを避けるために結果的に否定的なことを言ってしまう。

  • 何か意見を求められた時に、賛同するだけでは思考が停止していると思われてしまうから、考えている風に見せるために出た意見と違う意見を言いたくなり、結果的に否定しているように見えてしまう。

  • 自分の方が優秀だと思わせたいが故に、本質的に捉える前に否定をし、マウントを取りに行ってしまう。


そうです。本質的な意見ではなく、”何かしらの自分の立場を守りたい”といったバイアスがかかった上での発言です。

”アドバイス”ではなく、”アドバイアス”と呼んでもいいかもしれません。

否定をされる側の人、アドバイスをする側の人、どちらも心当たりがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。

私も何も意識していないと、その状態に陥りそうになる時があるので、誰かにアドバイスを求められた時は常々、『自分は今本質的なことを言えているだろうか。自分の立場を守りに行く発言はしていないだろうか』と意識するようにしています。


見分け方はあるのか?

じゃあ、本質的なアドバイスをする人と、自分の立場を守るためにとりあえず否定をしてくる人を見極める方法はあるのか?についてですが、正直明確な見極め方法はわからないです。


見極め方法? ①直感

その中でも、人間の潜在意識というか感覚というのは素晴らしく、なんとなく直感的にわかるケースが多いように思っています。

なので一つは、直感的に『この人とりあえず否定してくる人だな』と思ったら、その直感を信じていいかもしれません。


見極め方法? ②検証

そして別の方法としては、仮に【A】という意見を持っていって【B】という風に否定されたとします。

そうしたら次は、その人のアドバイスである【B】を少し変えたようなものを持っていってください。

その時、本質的なアドバイスができない方は、全く別の【C】の意見を言ったり、ひどい時には「【A】だよ」というように、一番初めに自分が持っていった意見に返り咲いてしまう時すらあります(笑)

こういう風に、検証してみるというのも一つの方法です。


どうやって対策するのか?

見極められたとは言え、そのまま放置していてはストレスが溜まるので、何かしらの対策は考えていた方がいいです。
その中で私が考えるものを紹介しますので、是非参考にしてみてください。


対策① 『がんばってるね』と優しい気持ちで見てあげる

まずこれです。

とにかく否定してしまう人は、”自分に自信がないが故に、相手を否定して相対的に上に立とうとする”という心理が働くようです。
なので、その人自身は悪気があって否定しているのではなく、まさに自分の立場を守るために頑張っているのです。

自分の立場を守るために発言をしている人に対して、いちいち突っかかったり、気分を害しても仕方がないので、”がんばってるんだ”と、そっとしておいてあげましょう。
そう捉えるだけでも、あなた自身が受け取るストレスは減るでしょう。

▼”人は基本的に良かれと思って行動している”というようなことを書いている記事もありますので、興味のある方は覗いてみてください。


対策② 選択肢を与えて、正面からの攻撃を避ける

これはよくある考え方で、1つの意見を持っていくだけでは、それを否定されて終わる可能性があります。

なので、2つの案を用意し「どっちの考えがいいですかね・・」などと聞くと、本質的に考えられない人ほど、その選択肢から選びます。
本質的に考える人はそれと違った意見を言う可能性はありますが、それは先述の通り、”否定”と感じない部分なので気にならないかと思います。

こうやって、相手の仕事を”否定”から”選択”に変えてあげるのです。
そうすることで、相手の自尊心も保ちながら、こちらのストレスも減らすことができます。

補足

こんな記事を見ていると、アドバイスをすること自体が怖くなる方もいるかもしれません。
「本当は違う意見を言いたいのに。否定したくないから言えない・・」など。

そういう時は、枕詞をうまく使ってあげることで伝えられたりしますので、下の記事などを参考にしてみてください。

このように、意見を言う側も受け取る側も、相手に配慮したコミュニケーションを取ることで、人間関係の悩みやストレスなど、一定は軽減されるかもしれませんね。


(最後に)私の投稿テーマ

『イキイキと生きる人を増やす』をテーマに発信をしています。

人間関係や仕事での”不”、日々のストレスは、もしかしたら『考え方』や『捉え方』を変えることで解消されるかもしれません。

私の記事が誰かの目に触れ、考え方が変わり、イキイキと生きる人が増えることを願って活動を続けています。

他にも仕事や人間関係における考え方のヒントになる記事があるかも知れませんので、興味がある方は他の記事も見てみてください。

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