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自分の意見を言うのが怖い人のためのテクニック集

こんばんは。

ミーティングの時、知らない人がいる場面、意見を言うのが怖くなる時はありますでしょうか。

私も今でこそある程度意見を言えるようになりましたが、以前は全く意見が言えない時がありました。

そこで、私が実際によく使う『枕詞』をシーン別で紹介しますので、意見を言うのが苦手だという方は是非参考にしてみてください。


会議などで何か発言したいことはあるが、自信がなく発言をためらいそうになる時に使える枕詞


  • 「間違ってたらすみませんが、(意見)」

  • 「見当違いだったら申し訳ないですが、(意見)」

  • 「認識がずれていたらすみませんが、(意見)」

  • 「すでに誰かが発言されたいたら申し訳ないですが、(意見)」

  • 「前の人と同じ意見にはなりますが、(意見)」

  • 「こういう場面でまとまった話ができるかはわかりませんが、(意見)」


そうです。見てわかる通り『逃げ』です。

枕詞を使ってハードルを下げておくことで、別に間違ったことを言っても怒られないのです。

「間違ってたらすみませんが」と事前に謝っているわけですから(笑)

そして、先述の通り「こんなの逃げだ!」という方はいますが、私は正直逃げを使ってもいいと思っています。

もちろん、はっきりと自分の意見をストレートに言えるに越したことはないですが、今この記事を見ている方は”意見を言うのが苦手”なのではないでしょうか。

そうであれば、何の仕掛けもせずに意見を言わないより、ちょっと逃げの手段を使ったとしても意見を言う方が何倍もいいです。

それに、はじめは枕詞を使って発言していたとしても、”発言する”という行為自体に慣れてくるので、自然と逃げの手段を使わなくても発言できるような体質になります。

会議での発言については過去の記事でも紹介していますので、興味のある方は下の記事も見てみてください。

続いて・・


アドバイスをする際に、相手の意見や考えを否定するようなことを言ってしまいそうになる時に使える枕詞


  • 「前提、全部わかっているわけではないけど、(アドバイス)」

  • 「表面上だけ捉えてしまってたら申し訳ないけど、(アドバイス)」

  • 「その背景まですべて理解できてるか自信ないけど、(アドバイス)」

  • 「前提、別に否定したいわけではないけど、(アドバイス)」

  • 「全然いいと思う!・・いいんだけど、(アドバイス)」

  • 「それはそれでありやね!・・けど、(アドバイス)」

  • 「あくまで私の個人的な意見ですけど、(アドバイス)」


はい。先ほどの逃げに加えて『ごまかし』です。

人は誰しも悪いことをしてやろうと思っているわけではなく、良かれと思ってしていることがほとんどです。

なので、自分の意見をいきなり否定されたりすると拒絶反応を起こす可能性があります。

そうなると、せっかくこちらも相手の為になるアドバイスをしようと思っていても、何も伝わらず、結果的に微妙な空気が流れて話が終了してしまうことすらあります。

そんな時に、この”ごまかし系の枕詞”が役立ちます。

相手からすると、一旦受け入れようとしてくれているという姿勢を感じるわけです。そうなると、そのあとに放った言葉がちょっと相手を否定するような発言であったとしても受け入れてもらえる確率は高くなるかと思います。

”人は誰しも良かれと思って動く”ということについても過去の記事で書いていますので、こちらもご興味ある方は下の記事をご覧ください。

続いて・・


相手を褒めたいけど、上辺のお世辞ではなくなるべく本心で言っている風に思われたい時の枕詞


  • 「これはほんとにお世辞とかではないけど、(褒める)」

  • 「ほんとは素直に褒めたくはないけど、(褒める)」

  • 「はじめは微妙かと思ったけどよくよく聞くと、(褒める)」

  • 「他の人は否定するかもしれないけど私は、(褒める)」

  • 「今までの傾向的に微妙かと思ったけど、(褒める)」

  • 「思いのほか良くてびっくりしてるけど、(褒める)」


これは、『一回下げて上げる』パターンのやつです。

さらっと、「いいと思う~」とか「すごいね。」とか言うと、相手から「ん?ほんとに思ってる?」「とりあえず褒めてるだけじゃない?」とか思われる可能性がありますが、これらの枕詞を意図的に使うことで相手の捉え方が全然変わってきます。

そうすることで、相手もあなたに話しかけやすくなったりして関係性が深まったり、言いにくいことでも相談をもらえたりする可能性があります。

いわゆる、『信頼』を得やすくなるということです。


まとめ

そして、今までの3つのケースに共通することですが、コミュニケーションが上手な人は、こういう枕詞を多用し場面に応じてうまく使っていることが多いと感じます。

ここでは3つのケースでしか書けていませんが、これらの枕詞はいろんな場面で活用できます。

自分の意見を言うのが苦手、コミュニケーションが得意でないという方は、ここでお伝えしている枕詞を使ってみるのもいいと思いますし、できれば、コミュニケーションが上手な人はどんな枕詞を使っているんだろう・・と観察してみることが上達の近道だと思います。

意識して聞いているだけでも、それが耳に残ってあなた自身も口癖のように自然と使い始めているかもしれません(笑)

それだけで人間関係のストレスから軽減されたり、発言できないもどかしさを解消されたり、多くのメリットがあるかと思いますので、是非訓練してみてください。


(最後に)私の投稿テーマ

『イキイキと生きる人を増やす』をテーマに発信をしています。

人間関係や仕事での”不”、日々のストレスは、もしかしたら『考え方』や『捉え方』を変えることで解消されるかもしれません。

私の記事が誰かの目に触れ、考え方が変わり、イキイキと生きる人が増えることを願って活動を続けています。

他にも仕事や人間関係における考え方のヒントになる記事があるかも知れませんので、興味がある方は他の記事も見てみてください。



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