心の中のどこかで「歳の近い人にしか、自分の想いは響かないんじゃないか」と思ってたけど
こんにちは、中野です。
先々週・先週は、ドドドドっと熱いご連絡をいただいた一週間でした。
連絡をくださった、あなたとあなたとあなたとあなたとあなた!!!本当に、震えました。ありがとうございました。私はフリーランスになって、自分を発信する仕事を選んで良かったんだと思えました。
さて、今日はね、想いが届く相手に、年齢や性別は関係ないんだよ。なかったよ。という話をしようかなと思っています。
ビジネスを少し勉強すると、「ターゲット設定」「ペルソナ設定」という言葉に出会う人も多いと思います。
私は企業で働いていたころ、ペルソナマーケティングをめちゃくちゃ支持していました。誰もが知る大企業の中でガチでマーケティングをやっていた人たちと働いていたこともあり、正直その辺の人よりめちゃくちゃ詳しい自信があります。かなりごりっとやってきました。
でも、コーチングという個人間ビジネスに半年間ほどめちゃくちゃ真剣に向き合ってみたら、なんかここに違和感が出てきて。
マーケティングをガチでやってきた自分だからこそ、自分の想いを伝えてお客様に出会うビジネスには、年齢や性別でのターゲティングってあんまりマッチしないのかもという答えに辿り着きました。
(もちろん年代特有・性別特有な専門分野がある場合は例外だと思うけど、)お客様にしたいと思う人のことを、わざわざ年齢や性別で区切る必要ってもしかして無いんじゃない?もっと私たちに相応しいやり方があるんじゃない? そんなボールをひとつ投げてみようかなと思っています。
大学生から連絡がきた
最近ね、大学生から連絡をいただいたんです。
その子は、ありったけの勇気を握りしめて私に連絡をしてくれました。話を聞けば聞くほど、夢物語としてじゃなくて、ちゃんとビジネスというものに向き合おうとしていた。そしてちゃんと行動を起こしていた。同じ大人として接したい、と思いました。
相談ごとについて30~40分話したあと、「あすかさんのセッションを買いたいんですが…」と勇気を出して言ってくれました。
でも、やっぱりまだうん十万とする私のコーチングを、大学生に買わせる訳にはいきませんでした。私に勇気がなかったんです。大学生のこの子が、ネット上で出会った、ましてや本名ではなくビジネスネームで活動している個人事業主にうん十万を払ってサービスを買うということを家族や友達に知られたら。どんな傷つく言葉をかけられるか分からないと思ってしまった。
(ごめんね、伝えられなかったけどこうゆう背景もあったんだ。)
だけど、私の発信をいっぱいっぱい受け取ってくれて、本気度も伝わったし、何より話していて安心できた。この子はきっと大丈夫だな、と直感で思えた。とにかく勇気を出してくれた気持ちが本当に嬉しかったので、「いち社会人(≠会社員)として、自分の全責任で中野のコーチングを買える!」って思った時にまた連絡して欲しい、とお伝えしました。
もちろんその過程で気が変わったら私のことを忘れてくれてもいい、でも楽しみに待っててもいいよね、っていう気持ちで未来を待つことにしました。
で、彼から連絡がきたときに確信したんです。
あぁ、やっぱり性別とか年齢とか関係なく、本気で書いてきたメッセージは届くもんなんだなぁと。
薄々気づいていたのに、私は心の中のどこかで「自分と歳の近い人にしか、自分の想いは響かないんじゃないか」と思っていたのです。でも、彼がその思い込みをそっとぶち壊してくれました。
自信がないから、同世代や同性を相手にしようとしていない?
実は大学生の子から連絡がきたその後、指し示したように別の方から「中野さんのコーチングを受けたいんです!」と熱いオファーをいただいたのですが、それは一回りくらい年齢が離れた方からのご連絡だったんです。
その方とは、きっと私が「アラサー女性向けコーチング」なんて打ち出していたら、多分出会えなかった。本音で等身大で書いてきた私の発信を読んでくれて、”本音を話せる相手”として年下の私を選んでくれた。だからすごく嬉しかったんです。
ここまで書いてきてね、結局何を伝えたいかっていうと、「なんとなく」で性別や年齢という視点でお客さんを選んでしまうのは、もったいことかもしれないよってこと。
自分と価値観が近い人だったり、感性が近い人だったり。どんなことが嬉しくて、どんなことに怒って、どんなことに違和感を持つのか。
対話の相性って、人間の相性って、年齢でも性別でも学歴でも経歴でも資格でもない、もっともっと奥深いところにあるはずなんですよ。そこを見せていってもいいんじゃないかなって。
だからもし、自分と年齢が近い人や同性しか振り向いてくれないんじゃないか?ってボンヤリ思っている人がいたら、自信を持って言える。
そんなことないよって。
想いが届くのに、年齢や性別は関係ないよって。
何より、「年齢が近かったから」「女性だったから/男性だったから」で選ばれるよりも、「あなたが良かったから」と選ばれる方が1億倍嬉しいことなんだよって伝えたいです。
もしあなたが
もしこれを読んでくれたあなたが、私に興味を持ってくださったにも関わらず、自分の年齢や性別(や学歴や経歴etc...)で連絡を躊躇しているのならば、そのブロックは解いてほしいなって思います。
学生さんの場合なら、セッションを売ることはまだできないんだけどお話を聞くことはできるし、あなたが社会人ならどんとこい!ヘイ!って思ってます。
「この人しかいない」って思える経験って、どんなことでも人生でそんなに多くないはずなんですよ。だから、もしそう感じてくれたのなら連絡してほしいなと思う。あなたがどんな人で、私のどんな想いが刺さったのかを教えてください。
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