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人が使うか、人間が使うか

建築でできることは何があるのかと考えながら設計する。当たり前のことだけど、特に何も考えなくてもプランはできる。そして、その違いはわかる。

そこに人がいると感じられるか、人間がいると感じるか。ある特定の人でも、不特定多数の人でも、人が使うと考えているのか、人を社会の中で定量的に扱ったのが人間ならば、人間が使うと考えているのか。

人が使うと考えた時、ムダやブレ、揺らぎなどが生じる、決して完璧ではない、だから、偶発的な面白さを演出するような設計になる。

人間が使うと考えた時、ムダやブレ、揺らぎは無く、全てが計画通りに進み、その場合の効果が期待できるような設計になる。

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どちらかが良いという訳ではないが、偶発的な面白さが生きることや生活することには必要だと考えるならば、人を感じられる設計をすることなるだろう、実際それしかしたことがないが。

#当社は東京・世田谷の工務店です

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