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言葉からイメージできるか

言葉から建築を考える場合、その言葉に形につながる情報が含意されていないと建築にはならない。それはその言葉を聴いた時に、ぼんやりでもいいから形なり、プランなり、建築がイメージできることである。

「人と建築の関係性からなる部分と、建築の骨格というか建築の素の部分を切り離せば良いと思った」という言葉には形、プランにつながる情報があると思い、はっきりではないが実際の建築がぼんやりイメージできた。

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「人と建築の関係性からなる部分は同じ位のスケールで考える」という言葉からは、建築の各部位が切り離され人のスケールで立ち上げるイメージが湧き、 「建築の素の部分は人から切り離されて、人からの影響を受けず、普遍、不変に近い状態」という言葉からは、建築の物としての側面が強調され、そこでは素材と形と重力に逆らう構造による初源的にも近い構築物が凛とした姿で建つイメージが湧いた。

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