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アート/趣味と仕事のはざまで


この絵は吉岡徹が職場である大学を70歳で退職してから初めて発表した作品です。

当時この絵をみた息子達の反応が面白い。

吉岡は東京芸大を卒業したとはいえ、職場である大学では意匠学と色彩学を専門に教えていた為、作品を描く事は殆どなかった。そのため息子達は吉岡が机に向かっている姿しか知らない。

急にキャンバスに向かい何やら描き始めた父の絵は、彼らが想像したものとは全く違った不思議な抽象画。
急に画家に転身した父親の不安定な精神状態を表しているのではないかと当時は心配したようです💦

しかし、息子達の思いとは裏腹に吉岡は至って満足気に嬉々として三角形を描き続け今に至っています( ´艸`)

フランスでの個展で優秀賞を頂いたのを皮切りに、俄然とやる気を出し、制作に取り組んでいます。

2024・5/1-5/31
吉岡徹Web個展 Geometric illusion - 幾何学的表現の追求
下のリンクからご覧いただけます。


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