絵画に見る三界の世界・・・欲望に翻弄され悩み苦しみ、そして、その先にある幸せ。
三界・・この絵のタイトルです。
欲界(よっかい)
色界(しきかい)
無色界(むしきかい)
仏教用語の衆生が生死を繰り返しながら輪廻する3つの世界の事。
一つ一つの説明は難しいのですが・・
簡単に説明すると・・
欲界(よくかい)とは食欲・淫欲・睡眠欲など本能的な欲望が盛んな世界。
色界(しきかい)欲界の上の境涯にあり欲望を離れた清浄な物質の世界。
無色界(むしきかい)欲望も物質的条件も超越し、純粋な精神的世界。
しかし、尚迷っている生き方の事。
こんなところでしょうか💦
人々はこの三界を輪廻しながら生きている・・・
さらに三界を細かく分けた説明には
三界の中に迷う衆生を、地獄・餓鬼・畜生・人・天にわけ
地獄から人までと天の一部が欲界であり
天の一部?????????
色・無色界の衆生は、天といわれるそうです???????
仏陀は、人の世は三界の中で悩み苦しみ迷うもの、
その生き方を諭し幸せの道を説いたとされています。
輪廻・・・生死を繰り返す事が土台になりますが、
人それぞれに意見は分かれるものだと思いますが💦
この絵に三界というタイトルを付けた作者の狙いは何なのか?
仏教の持つ迷い苦しみ悩むネガティブな三界の世界ではなく
現代人はそれぞれに生きる道を自由に模索し
仏陀の教えを超越し成長し続けている。
そんな人々のパワフルな光の部分を
表現したかったようです。
今、ウクライナとロシアの戦争が、人々の心に不安で重たい影を落としています。
一国の大統領が最も愚かな欲の世界に、どっぷりと浸かり世界を翻弄しています。
しかし、その危機に世界が一つになっている。
そんな姿に、何故か人の心の美しさに感動してしまいます🌈
三界の、その先にある成長、そして幸せ......…🌈
平和な世界が1日も早く訪れて欲しいものです🙏
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