第3章 発展途上国の壁 21. アフリカンファッション
▲かっこつけてるわけじゃないッス
アフリカ・ジブチは日差しが強いし、暑い。
サングラスとサンダルは必需品。ハンカチやネクタイみたいなもの。
日本の就職面接で、サングラスとサンダルで行ったら、99%落ちるけど、アフリカではそんなことを理由に落とされることはない。学校も同じ。教師もサングラスとサンダル、生徒もサングラスとサンダル。私もサングラスをかけて教壇に立っている。ちょっとクールな感じ。日本人の感覚では、仕事中にサングラスをかけているなんて不謹慎だ!と思われるでしょうが、「郷に入れば郷に従え」で、その土地での習慣ややり方が一番だと思う。
とにかく日中も夜中も暑いので、靴下、靴は滅多に履かないし、ここでは、サングラス、半袖半ズボン、サンダル、男は坊主がスタンダードスタイルになっている。
また、習慣なのか宗教による考え方かもしれないが、ジブチでは、男同士がよく手をつなぐ。
ある日、先生たちと下校したとき、男の先生から突然手を握られて驚いた。そして、別れるまで、ずっと一緒に手をつないで歩いた。
男の先生には、日常的なことだったかもしれないが、私は、どうしても馴染むことができなかった。ちなみに、私はそれ以降、握手以外でジブチ人男性と手を握ったことはない。
もしジブチに来ることがあったら、現地の男性が手を握ってくるかもしれない。でもそれは、一つの習慣だと思っておけばよいと思う。
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