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『孫子の兵法』ポイント解説②「作戦篇」何を武器に戦うべきか?

割引あり

いつも私の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!

前回から数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!

『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事、ポイント解説①「計篇」はこちらです。


まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!

そして、前回の記事でも触れましたが、『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。

『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。

読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。

そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。

どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。

第二回目は「作戦篇」

これからの時代を生き抜くために、何を「武器」に戦うべきかを考える章になります。


※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。

その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。


〈有料マガジン作成のおしらせ〉

「孫子の兵法」有料マガジンを作成しました!

現在、1記事100円(Xで拡散すると0円)の『孫子の兵法』企画ですが、1章ずつ進んでいるため、全部で15回になる可能性があります!

全て通読されたい、と言う方は、これを機会にマガジンを購入された方が、お得に記事を読むことが出来るのではないかと思います。

また、今後の感謝企画として、

・「孫子の兵法」をnote戦略にいかしたらどうなるか?
・「孫子の兵法」をX戦略に生かしたらどうなるか?

を予定しています♪

こちらは完全に私オリジナルの内容になる予定で、書店では読むことのできない内容となります。

特にnote戦略については、X拡散で割引きにする機能をつけない可能性があります。

これを機に、有料マガジンの方を何卒ご検討くださいませ。


それでは、『孫子の兵法』 の世界へ、入っていきましょう!



1.何を武器に戦うべきか?

1馳車千駟、革車千乗、帯甲十万、千里に糧を饋[おく]るときは、則ち内外の費・賓客の用・膠漆の材・車甲の奉、日に千金を費やす。然る後に十万の師挙がる。

一般的に軍隊を運用し、外地に兵糧を輸送する時の原則としては、念入りな準備のもと、日毎に千金もの莫大な金額を費やす。

そうした後に、ようやく十万の兵士が出動できるようになる。


つまり、ビジネスにおいては、自分は何を武器に使うべきか?を明確にしておく必要があります。

特に、古代中国での戦いよろしく、海外で勝負をするならば、自分にしかない能力と専門的な能力を明確にしないと、相手のフィールドに飲み込まれてしまいます。

自分オリジナルの武器をもって現地に乗り込んだら、あとは、自分の普段通りの実力を出せるよう、身の回りをサポートしてくれる人を置いたり、ビジネスに集中できる環境に身を置くことが大切です。


※「ファースト能力」×「セカンド能力」


作戦篇では、「何を武器に戦うべきか」を考える必要があるとお伝えしています。

その上で、「超訳版 孫子の兵法」では、著者の田口佳史氏より、「ファースト能力」と「セカンド能力」を持つことが推奨されています。


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