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『孫子の兵法』ポイント解説④「形篇」いかに現状突破するか? 

割引あり

いつも私の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!

前回から数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!

『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事(無料)はこちらです。(過去記事のポイント解説①②③はマガジン購入がお得です♪)


まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!

そして、前回の記事でも触れましたが、『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。

『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。

読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。

そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。

どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。

第四回目は「形篇」

『負けない戦いをするために、いかに現状突破するか?』を考える章になります。


※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。

その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。


〈有料マガジン作成のおしらせ〉

「孫子の兵法」有料マガジンを作成しました!

現在、1記事100円(Xで拡散すると0円)の『孫子の兵法』企画ですが、1章ずつ進んでいるため、全部で15回になる可能性があります!

全て通読されたい、と言う方は、これを機会にマガジンを購入された方が、お得に記事を読むことが出来るのではないかと思います。

また、今後の感謝企画として、

・「孫子の兵法」をnote戦略にいかしたらどうなるか?
・「孫子の兵法」をX戦略に生かしたらどうなるか?

を予定しています♪

こちらは完全に私オリジナルの内容になる予定で、書店では読むことのできない内容となります。

特にnote戦略については、X拡散で割引きにする機能をつけない可能性があります。

これを機に、有料マガジンの方を何卒ご検討くださいませ。


それでは、『孫子の兵法』 の世界へ、入っていきましょう!



1.「負けない自分」をつくることを考えよ

昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。(中略)

勝は知る可くして、為す可からず。

(現代語訳)

昔の戦上手は、まず誰も勝つことができない形勢を整え、どんな敵でも打ち勝てるような形勢になるのを待った。(中略)


勝利は分かっていても、勝つ時期を決めることはできない。

昔の戦上手は、まず「攻撃されても絶対に負けない」状況をつくり、その上で、どんな敵でも「攻撃すれば絶対勝てる」状態になるのを待つそうです。

ただし、自軍において、誰も勝つことのできない守備の体制を作ることはできても、攻撃すれば絶対に勝てる状況をつくるのは敵側です。

敵の状態ばかりは、自分ではどうすることもできません。


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