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【就活ノウハウ】就職浪人を経て日系トップ企業内定を勝ち取るまでの道のり


はじめに

運もあり、第一志望に内定をいただき

無事に就活を終えることができました。


私自身、就職活動に関して

かなり試行錯誤してきました。


私が就職活動を通して培ったノウハウを

少しでも他の就活生に対して共有できたら

より自分の納得のいく結果で就活を終えられる、

自分の理想の未来を描ける、

就活生が増えるのではないかと思い

私の就職活動のすべてを記そうと考えました。


ここに書いてあることは

あくまで私の考え方なので一人間の考え方、

意見として参考にしていただければと思います。


就職活動にしっかり取り組む意義

就職活動を本気でやる。

これは何の意味があるのでしょうか。


「本気で自分と向き合うことで、自分の人生がより楽しくなるようにする」

私はこう考えて就職活動に

本気で取り組んでいました。


どうせ仕事をするのなら

生き生きと楽しく働きたいですよね。


つまり、就活生である期間は

自分の納得いく人生を歩むために自分の将来と向き合う期間

であると言えます。


就活の軸は人によって様々で、

やりたいことができるから、

年収が高いから、

モテそうだから、

福利厚生が充実しているから。

だいたいこんなところかなと思います。


自分の行きたい企業へ行くためには

一部の天才を除いてそれなりの努力が求められます。


しかし、人によっては

第一志望内定まで一年間以上もの

月日がかかります。


この期間ずっとモチベーション高く

就職活動をすることはなかなか難しいです。


しかし、モチベーションが下がってしまった、

やる気が出ない時に私はいつも

自分の納得いくような選択ができなくなるかもしれないと

自分に言い聞かせ何とか頑張っていました。


少しでもこの文章を読んで就活に対して前向きな気持ちになってくれる方がいれば嬉しい限りです。

一から偽りのエピソードを作り出したり、地頭だけで勝負しようとしているはあまり私の文章を読んでも意味がないかなと思います。

そのように全く偽った人や単なる頭の回転の速さだけで勝負するのではなく、できるだけ素で、人間性で勝負してほしいと思います。

その方が必ず就職先に対して納得感を得ることができると思います。

この納得感こそ私が就職活動を通して最も大切にしていたことです。


自分自身の選択に納得のいく形で就活が終えられる就活生が少しでも増えることを願っています。



〜自己紹介〜

◆地方旧帝大学 理系 2017年入学
体育会
非長期インターン
留学未経験
留年
22卒
学部生

◆主な内定先
三菱地所
三井不動産
東京海上日動火災保険
三菱UFJ銀行
日本M&Aセンター


自身の就活に区切りがついたタイミングで1ヶ月間マッチャーもやっていました。応募が殺到してしまい対応しきれなくなってしまったので今はあまり受け付けてはいません。レビューから私の人柄が少しでも伝わればと思います。

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GDは嫌いでやりたくなかったので対策はしませんでした。また、 GDのある企業は避けてエントリーしていました。したがってGDに関しての内容はございませんのでご了承ください。


*本記事をUtsuさんに取り上げていただきました。非常に嬉しいです!

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆








第1章 私の就職活動について






1.1 21卒での就活

私は初め、21卒で就職活動をしていました。工学部に所属していたため周囲は基本的には大学院へ進学します。しかし、私自身将来のことを考えた時に研究職につくということは自分の性格上考えられなかったので学部卒で就職することに決めました。

大学3年の秋である2019年10月からいわゆる就職活動をスタートしました。

とは言いつつ、部活動に所属しており日々部活漬けの日々を過ごしていました。部活しかやってこなかった私はビジネス知識があるわけでもなくどんな業界や業種があるのか全く知りませんでした。

ここでやったこととしては

✔︎就活エージェントの利用

(リンクアイ、Good Find、degmee、外資就活)

✔︎マッチャー(就活生と社会人のマッチングアプリ)を活用し、様々な人に各業界のお話を聞きまくる

✔︎体育会向けの合同説明会への参加

これが主であり自己分析、ガクチカの整理等はあまりやっていませんでした。

11月末に部活動で代替わりが行われ主将となった私は就職活動にあまり時間を割けなくなります。もちろん部活動で時間がないためインターンシップへの参加もしていません。

当時留年を考えていなかった私はなんとか早期に就職活動を終わらせ、部活動に専念しようとします。

その結果当時は

30歳手前で起業する。そのために20代最速で成長できる会社へいこう。

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この様な思いでベンチャー企業と大企業であれば絶対ベンチャーだと決め、100人以下のベンチャー企業に絞って就職活動をしました。

今考えるととても浅はかだなと思います。笑

また、かなり生き急いでいました。

そしてそのままマッチャーで知り合った社会人から紹介してもらったベンチャー企業へ内定をいただき就職活動を終了します。

当時受けた企業は

レバレジーズ(三次面接辞退)、シンプレクス(二次面接落ち)、ネオキャリア(二次面接落ち)、ジーニー(一次面接落ち)、デジタルアイデンティティ(説明会参加のみ)、ワンスター(一次面接落ち)、トレンダーズ(説明会参加のみ)、オープンハウス(最終?落ち)、不動産系techベンチャー(内定)

事業内容というよりはいかに自分が成長できそうか、企業カルチャーがフィットするかということを中心に企業選定をしていました。

成長とはなんなのか、抽象的ですよね。

また見て分かる通り、辞退したり面接落ちしたりと、そんな大した結果も出していないし就活に対して打ち込んでいた感もないと思います。

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部活動で主将を務めていたため、自身の就活よりも部活を優先していた結果だと思いますし、就活生としての実力も相当低かったと思います。旧帝大の部活生とは思えない結果です。

そんなこんなで内定を頂いた不動産のベンチャー企業である某不動産tech系企業への入社を2020年5月に決意し、そのまま部活動に打ち込みます。




1.2 就職浪人決意


部活動を引退した2020年の11月中旬、時間に余裕のできた私は自分の将来について本当にこれでいいのかを考えます。

当時悩んでいた点としては、21卒で内定をもらっていた企業が

◆自分のやりたい仕事内容でないこと

◆大切にしている価値観と一致していなかったこと

自分の成長という漠然とした軸で内定を頂いた企業に対して完全に納得感のない状態が続きます。

私は高校生の時からまちづくりに興味があり、街の風景や建物を見るとすごくワクワクしました。しかしいつのまにか視野が狭くなっていた私はそのことを忘れていました。

そして同時期に学校の授業でたまたま都市開発の授業を受けます。

そこでやはりまちづくりに携わりたいという思いが再び蘇り、しっかり自分のやりたいことはなんのか、この先自分が大切にしたいことはなんなのかしっかり決めた上で納得を持って就職したいと考えました。

そんな気持ちのまま就職するのは違うなと思い、私は両親にお願いし、就職留年することに決めました。

ここから私の本気の就職活動が始まります。





1.3 動き出した22卒就活



動き出したのは2020年12月に入った直後でした。デベロッパーに一番興味があったものの他にも視野を向け総合商社、広告代理店なども一度見ようと思っていました。(いわゆるミーハーですね。)

裁量が大きいから成長できるという理由でベンチャーを選んでいた私ですが、大企業でも裁量大きく若手から活躍できる会社も調べればありました。

ここから自己分析を必死にやり続けます。

そこでまず考えたのが、

自分は仕事を通して何を成し遂げたいのか

ということです。

私の答えは、

自分が関わることでより多くの人々が人生をよりいきいきと過ごせるようにする

もう少し具体的にすると、

私は自分の作り出したモノ(サービスも含む)で人々の生活を豊かにすること(自分が創り出す側に立つという軸につながる)でした。


そして、さらに自己分析を進め自分の中でできた就活の軸(大切にしていきたいこと)が

グローバルで活躍できるリーダーになる

上昇志向。とにかく困難な環境、つまり自分と価値観の合わない人と仕事をしたり、常識が通用しなかったりする環境で働きたい。

また、自分はリーダーであり続けることが自分の人生の中で大切。

◆まちづくりに携わる

より多くの人に影響を与えたいと考えた時に空間が人に与える影響の大きさを実感した。人々の感情が高揚するようような空間、街を作りたい。

◆自分の長所が活かせる仕事内容

部活でリーダー経験を多くやってきて、単なる個人での営業というよりはプロジェクトマネジメントの方が自分の強みを活かせると考えた。

また、正解のない中でなんとか形にしようともがき続け、やり抜くことのできるグリップ力、創造力を活かしたい。

自分が創り出す側に立つ

これはもう自分の性格上の話。自分の思いを体現したい、自分がトップで物事を動かしたい。誰かを支える側ではなく自分が第一線。



そして第一志望業界がデベロッパー業界となりました。デベロッパー業界はまさに私の上述した軸と全く一致する業界でした。様々なステークホルダーを巻き込む、交渉の連続、正解のない中でなんとかプロジェクトを推進しようとする業務内容、かつ、興味のある街づくりを行なっています。

これが自分の頭の中で整理された瞬間、「私が目指すのはデベロッパー業界だ!」となりました。

また、私は上昇志向が強かったので業界のトップ企業にしか行くつもりはありませんでした。ですので必然と三井不動産、三菱地所を目指すこととなりました。

一年目に少しだけやった就活と比べて全く異なる業界や企業選定軸となりました。私は再び就活してよかったと心の底から思います。

とは言いつつデベロッパー業界は人気であり倍率もかなり高い業界です。加えてインターンに参加することがすごく重要という情報もありました。しかし私は就活を始めるのが遅くインターンに参加することができませんでした。

冬インターンに何かしら行ったほうがいいなと思い、デベロッパー以外も手当たり次第に申し込みました。

しかし、、、

ほぼ全滅しました。

三井不動産、三菱地所、博報堂、三菱商事、JR東海、豊通、野村不動産なども出しましたが全落ちしました。

デベロッパー業界のインターンに参加できなかったのは悔しかったですし、かなり焦りました。

それでもそのままなんとか就活に打ち込み、早期に練習として受けていた金融業界の企業から内定をいただき、本命の総合デベロッパートップ企業であるMM(三井不動産、三菱地所)の6月本選考へと挑んだというのが私の就活の流れです。






1.4 最終的な結果


内定先(22卒)

三井不動産、三菱地所、日本M&Aセンター、東京海上日動火災保険(グローバル)、三菱UFJ銀行、積水ハウス開発事業部(22卒より募集開始、採用人数2、3名)、GAテクノロジーズ


辞退

三井物産(最終辞退、先にMMの内定が出たため)

落ち

フジテレビ(二次落ち)、野村不動産(二次落ち)、リンクアンドモチベーション(最終一個手前落ち)、JR東海(初回リクメン落ち)、野村証券IBD(初回リクメン落ち)





1.5 内定をたくさんいただけた要因

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